2024年6月頃から、マスターカードを騙る詐欺メッセージ「【マスターカード】利用いただき、ありがとうございます。このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。」が出回っています。
目次
「【マスターカード】利用いただき、ありがとうございます。」詐欺に注意
2024年6月頃から、マスターカードを騙る詐欺メッセージ「【マスターカード】利用いただき、ありがとうございます…」が、RCSチャット(RCSメッセージ)で出回っています。
差出人の電話番号は「+261」などから始まる、国際電話番号であることが多く、電話で折り返し連絡してしまうと、国際電話の利用料金が発生する恐れがあるため注意してください。
【マスターカード】利用いただき、ありがとうございます。このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
ご利用確認はこちら:https://○○○○
クレジットカード番号等の窃取を目的としたフィッシング詐欺
マスターカードを騙る詐欺メッセージには、マスターカードを装ったフィッシング詐欺サイトのURLが記載されています。
フィッシング詐欺サイトでは、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコード、認証コードの入力欄が用意されており、これらの情報を入力すると不正利用される恐れがあります。
誤ってアクセスしてしまった場合は、カード番号等の個人情報は一切入力せずに、速やかにページを閉じるようにしてください。
クレジットカード番号等を入力してしまった場合、カード裏面に記載されているヘルプデスクに連絡し、フィッシング詐欺サイトでカード情報を入力した旨を報告するようにしてください。

+261から始まる電話番号はマダガスカル、30秒あたり199円の通話料金が発生
「+261」から始まる国際電話番号は、マダガスカルの電話番号であり、後に続く番号(オペレーターコード)が32の場合は、マダガスカル国内の通信キャリア、Orange Madagascarが提供する電話番号である可能性があります。
au国際電話サービスを利用し、日本からマダガスカルの電話番号に発信した場合は、30秒あたり199円の通話料金が発生するため、電話で発信しないよう注意してください。(2024年6月時点)
オペレーター | オペレータコード | タイプ |
---|---|---|
Orange Madagascar | 32 | 非地理的番号 |
国名 | 30秒あたりの通話料 |
---|---|
マダガスカル | 199円 |
※上記表はWikipedia及びau国際電話サービスからの引用(一部抜粋)です。
マスターカードを騙るメッセージをブロック、スパム報告する
不審な詐欺メッセージ、RCSチャットを受信した場合は、次の手順でメッセージをブロックし、スパムとして報告するようにしてください。
メッセージをブロック・スパム報告する手順
- Googleメッセージアプリを開く
- スパムメッセージ(会話)を長押し
- ブロックボタン(丸に斜線)をタップ
- スパムとして報告にチェックを入れる
- OKをタップ
メッセージ内からブロック・スパム報告する手順
- 画面右上のその他アイコン(︙)をタップ
- 詳細をタップ
- ブロックしてスパムとして報告をタップ
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