【iPhone】「このアプリは最新ではありません」がGmailやYouTubeで表示される問題と対処

2021年2月11日現在、iPhone版のGoogle関連アプリ（Google、YouTube、Gmailなど）でアカウントの追加やログインをすると、警告「このアプリは最新ではありませんこのアプリを更新してください。ご利用のバージョンには最新のセキュリティ機能が含まれておらず、安全な状態ではありません。リスクを理解している場合のみ、続行してください。」が表示されるユーザーが急増しています。

Google関連アプリで「このアプリは最新ではありません」の表示

2021年2月11日現在、iPhone版のGoogleアプリやYouTubeアプリ、Gmailなどでアカウントの追加やログインを試行すると、アプリが最新バージョンにも関わらず警告「このアプリは最新ではありません」が表示される場合があります。

このアプリは最新ではありません
このアプリを更新してください。ご利用のバージョンには最新のセキュリティ機能が含まれておらず、安全な状態ではありません。リスクを理解している場合のみ、続行してください。
Continue

Continueをタップすると警告を無視して続行

Googleアカウントの追加やログイン時に警告「このアプリは最新ではありません」が表示された場合、文末のContinueをタップするとパスワード入力画面が表示され、警告を無視してアカウントの追加やログインをすることができます。

バージョンに関する警告を消すには、今後リリースされる見込み（後述）の最新アップデートを待つ必要があります。

長期間アップデートが配信されていないGoogle関連アプリ

GoogleがiPhone向けに提供している一部アプリ（GoogleアプリやYouTubeアプリ、Gmailなど）は、App Storeでアプリが収集するプライバシー情報が公開される仕様（iOS14.3以降）になってからアップデートが長期間提供されておらず、その影響により警告「このアプリは最新ではありません」が表示されているものと思われます。

近日中にもプライバシーラベルに対応したアップデートが配信予定

Googleは近日中にもApp Storeのプライバシーラベルに対応したアップデートをリリースすることを明かしており、公式ブログでもプライバシーラベルの展開を発表していることから、間もなくiPhone版のGoogle関連アプリのアップデートが一斉にリリースされる可能性があります。

Reached for comment, a Google spokesperson confirmed the company has a plan to add privacy labels across its app catalog. They also confirmed the labels are expected to begin rolling out as soon as this week or next week, though an exact date is not yet available.

（意訳）コメントを求めたところ、Googleの広報担当者はアプリカタログ全体にプライバシーラベルを追加する計画があることを認めた。ラベルの対応は早ければ今週か来週にも開始される予定だが、正確な日付はまだ明らかになっていないとのこと。

引用：TechCrunch

As Google’s iOS apps are updated with new features or to fix bugs, you’ll see updates to our app page listings that include the new App Privacy Details. These labels represent the maximum categories of data that could be collected—meaning if you use every available feature and service in the app.

（意訳）GoogleのiOSアプリが新機能やバグの修正を目的としてアップデートされると、アプリページのプライバシーの詳細が更新されます。これらのラベルは、アプリケーションで利用できる全ての機能とサービスを使用した場合に収集可能な最大のカテゴリを表示しています。

引用：Google OFFICIAL BLOG