Safariなどでウェブサイトにアクセスすると、「アップルセキュリティ」や「ウイルスが検出されました」などのページが表示され、App Storeで配信されているアプリのダウンロードやインストールを勧められることがあります。
これはユーザーの不安を煽り、アプリのダウンロード数を荒稼ぎする悪質な手法(詐欺)なので無視して構いませんが、もし案内通りにアプリのダウンロードやインストールを進めてしまうと、サブスクリプション(定額制サービス)の利用料金が発生する場合があります。
目次
アプリのダウンロードに誘導する悪質なページ
「アップルセキュリティ」や「ウイルスが検出されました」などの文言で不安を煽るページでは、セキュリティ対策の一環としてApp Storeで公開されている無料アプリ(VPNなど)に誘導する傾向があります。
もちろん「ウイルスが検出されました」などは嘘で、案内通りにアプリをダウンロードする必要はありませんが、もし案内通りにアプリのダウンロード〜設定してしまうと、サブスクリプション(定額制サービス)の利用料金が発生する場合があります。(数日間のフリートライアル期間後に利用料金が発生する場合もある)
サブスクリプション(定額制サービス)の解約・キャンセル方法
もし「アップルセキュリティ」や「ウイルスが検出されました」などのページで、案内通りにアプリのダウンロードや設定をしてしまった場合は、次の手順でサブスクリプション(定額制サービス)の解約をしてください。
- App Storeを開く
- 画面右上のプロフィールボタンをタップ
- 登録の管理をタップ
- [インストールしたアプリの項目]をタップ
- 登録をキャンセルするをタップ
- 「キャンセルの確認」で確認をタップ
もし登録の管理にインストールしたアプリが表示されない場合、サブスクリプション(定額制サービス)は購入していないので解約の操作は必要ありません。
またアプリ内でサブスクリプション(定額制サービス)を購入した場合、App StoreからApple ID宛に「登録の確認」といったメールが届くので、こちらの受信有無も併せて確認すると安心です。
サブスクリプション(定額制サービス)の返金を要望する
誤って購入したサブスクリプション(定額制サービス)で利用料金が発生した場合、次の手順で返金を要望することができます。
- 定期購読内容の管理(外部リンク)を開く
- Apple ID/パスワードを入力してOKをタップ
- 購入履歴画面で問題の請求をタップ
- 請求先の1つ上にある詳細項目をタップ
- 問題を報告するをタップ
- 種類で返金を要望しますを選択
- 入力ボックスに返金を要望する理由を入力
- 送信をタップ
ただし、返金に応じるかどうかはiTunesサポートの判断となるので、必ずしも返金される訳では無いので注意してください。
問題のアプリやプロファイルを削除する
サブスクリプションの解約などを済ませたら、以下の手順でアプリを削除してください。
- アプリを長押し
- ×ボタンをタップ
- 削除をタップ
VPNなどの一部アプリでは、インストール時にプロファイル(設定ファイル)をインストールしている場合があります。プロファイルは設定→一般→プロファイルから削除できるので、アプリを削除する場合はこちらも確認しておくことをお勧めします。
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