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【Twitter】GoodTwitter「閲覧履歴の読み取り」は大丈夫?危険性は?など

ChromeとFirefox向けにTwitterのデザインを前のデザインに戻すことができるプラグイン(アドオン)「GoodTwitter」をインストールするユーザーが増加していますが、インストール時に要求される「閲覧履歴の読み取り」の権限要求に安全性を心配するユーザーが多いようです。

閲覧履歴の読み取りが必要な理由

GoodTwitterが要求する権限、「閲覧履歴の読み取り」の必要性については、開発者が次のように説明しています。

EXPLANATION FOR REQUIRING THE BROWSING HISTORY PERMISSION:
If you install the add-on there will be a warning that it can read your browsing history. This is technically true, however it doesn’t. It needs the permission to clean the cache for twitter after installing. GoodTwitter does NOT collect any information about you, it does NOT use any analytics at all.

引用:GoodTwitter

上記説明によると、GoodTwitterインストール時に「閲覧履歴の許可」を求める理由は、動作する上でTwitterのキャッシュを消去する必要があるためとしています。またGoodTwitterはユーザーの情報の収集や分析を一切行わないことも併せて説明しています。

GoodTwitterの仕組みについて

GoodTwitterは、PC版Twitter(twitter.com)がIE11には旧デザインを表示する仕様を利用し、ユーザーエージェントをInternet Explorer 11 (Mozilla/5.0 (Windows NT 9.0; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko)に偽装することで、以前までの旧デザインのPC版Twitterを表示しています。

This Add-on brings back old twitter by changing the user agent of all your browsers requests to the one of an older browser (Mozilla/5.0 (Windows NT 9.0; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko)

引用:GoodTwitter

ただ、ユーザーエージェントを偽装しただけでは、ブラウザに蓄積された「新デザインのPC版Twitterのキャッシュ」が読み込まれるため、ユーザーエージェントの偽装後に「twitter.comのキャッシュをクリア」→「twitter.comのタブを更新」を行っています。

閲覧履歴の権限は、この偽装後の処理となるキャッシュクリアに使われています。

安全なプラグイン(アドオン)に思える

GoodTwitterはオープンソースとしてGitHubでも公開されており、先程説明したように処理はユーザーエージェントの偽装、キャッシュのクリア、twitter.comのタブ更新ぐらいで、外部にデータを送信するようなコードは見受けられませんでした。

私個人としては危険性の無いプラグイン(アドオン)と考えていますが、Twitterの一部権限を許可することに変わりは無いので自己責任で使用すること、また不安であれば使用を控えると良いかと思います。

またアップデート等でプラグイン(アドオン)に何らかの処理が増える可能性が無い訳では無いので、アップデート内容などはしっかりとチェックした方が良さそうです。

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