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【メール】「お客様のAmazon.co.jpでのご注文を出荷できません」詐欺の詳細と対処

2023年3月頃から、Amazonを騙るフィッシング詐欺メール「お客様のAmazon.co.jpでのご注文を出荷できません」が拡散されています。メール本文にはフィッシング詐欺サイトへのURLリンクが添付されているため、誤ってURLを開かないよう注意してください。

詐欺「お客様のAmazon.co.jpでのご注文を出荷できません」が拡散

2023年3月頃から、Amazonアカウント情報(メールアドレス、パスワード)や個人情報(氏名、住所、電話番号等)、クレジットカード情報などを盗むことを目的としたフィッシング詐欺メール、「お客様のAmazon.co.jpでのご注文を出荷できません」が出回っています。

平素は Amazon をご利用いただき、誠にありがとうございます。

お客様のアカウントで異常な活動が検出されたため、お客様のご注文とAmazonアカウントを一時停止させていただいております。アカウントにログインして画面の指示に従うことで、アカウントの停止状態を解除していただけます。

搭載とでご提供いただいた情報の確認を完了するまで、お客様のアカウントへのアクセスとご注文を停止させていただきますので、ご了承ください。

アカウントスペシャリスト
Amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp

「アカウントを一時停止」はAmazon公式サイトで確認する

フィッシング詐欺メールには、「お客様のご注文とAmazonアカウントを一時停止させていただいております。」と書かれていますが、実際にはAmazonアカウントは停止されていません。これは、Amazon公式サイトでログインを試すことで、真偽を確認できます。

Amazonからのメールはメッセージセンターで確認する

Amazonから届く重要なメールは、Amazon公式サイトの「メッセージセンター」で確認することができ、受信したメールと同じメッセージがメッセージセンターにも届きます。

もしメッセージセンターにメールと同じ内容のメッセージが届いていない場合は、受信したメールがフィッシング詐欺である可能性が高いです。

Amazon公式サイトで「メッセージセンター」を確認する

注:下記ドメイン以外の送信情報を使用する場合もあります。Amazon.co.jpが送信したEメールは、メッセージセンターでご確認いただけます。

  • amazon.co.jp
  • amazon.jp
  • amazon.com
  • business.amazon.co.jp
  • email.amazon.com
  • marketplace.amazon.co.jp
  • m.marketplace.amazon.co.jp
  • gc.email.amazon.co.jp
  • gc.amazon.co.jp
  • payments.amazon.co.jp

引用:Amazon ヘルプ&カスタマーサービス

Amazonの偽サイトでアカウント情報を入力した時の対処

フィッシング詐欺サイトでAmazonアカウント情報を入力した場合は、次の手順でパスワードを変更し、注文履歴非表示にした注文に身に覚えがない注文がないか確認してください。もし第三者による注文が見つかった場合は、Amazonカスタマーサービスに連絡し、注文のキャンセルや返金手続きを行う必要があります。

  1. Amazon公式サイトを開く
  2. Amazonアカウントを入力してサインイン
  3. ページ右上の人の形をしたアイコン(本名さん)をタップ
  4. アカウントサービス横のすべてを表示をタップ
  5. 名前、Eメール、携帯番号、パスワードの管理をタップ
  6. パスワード欄の横にある編集をタップ
  7. 現在のパスワードと新しいパスワードを入力
  8. 変更を保存をタップ

Amazonアカウントを保護できる2段階認証を設定する

Amazonを騙るフィッシング詐欺から身を守るためには、Amazonアカウントに2段階認証を設定することが効果的です。

Amazon公式サイトのログインとセキュリティから2段階認証を設定すると、第三者がアクセスするにはSMS等で受信する認証コードが必要となるため、フィッシング詐欺サイトで認証コードを入力しない限り、アカウントが保護されます。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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