月額制音楽ストリーミング配信サービス「Spotify」が、公式ツイッターアカウントで会員数が5000万人を越えたことを発表しています。またより高音質な音楽を楽しむことができる、ロスレス圧縮に対応した音楽配信サービス「Spotify Hi-Fi」の準備をしていることが明らかになりました。
Thank you to our 50 million subscribers. #Spotify50 pic.twitter.com/eXkOV71bwu
— Spotify (@Spotify) 2017年3月2日
目次
海外では2008年、国内では2016年よりサービスが開始されているSpotify
今年でサービス開始(国外は2008年10月)から9年目を迎えるSpotifyが、会員数5000万人を突破しました。元は国外向けに展開されていたサービスということもあり、ラインナップも洋楽が豊富となっており、主に国外を中心に会員数が増加しているようです。
日本では残念ながら、邦楽が豊富なApple MusicやLINE MUSICの利用率には及びませんが、音質の面ではSpotifyが1歩リードすることになりそうです。
一部ユーザーにロスレス圧縮に対応したプラン「Spotify Hi-Fi」の案内画面が表示される
一部会員にロスレス圧縮に対応したプラン「Spotify Hi-Fi」の案内画面が表示されているとThe Vergeが伝えています。
一般的に音楽ファイルを圧縮すると不可逆圧縮となり、音楽ファイルを元の無圧縮の状態に戻すことは出来ませんが、ロスレス圧縮は可逆圧縮とも呼ばれており、圧縮前の状態に戻すことができます。
※ よく耳にするMP3やAACなどが不可逆圧縮、FLACやApple Losslessなどが可逆圧縮になります。
ロスレス圧縮した音楽ファイルは圧縮前の音源に復元することが出来るので、不可逆圧縮がされた音楽ファイルよりも高音質となり、CDの音質に近い音を再現することができます。
但しロスレス圧縮の場合、不可逆圧縮よりもサイズ大きくなるので、音楽ダウンロード時のデータ通信量増加、オフライン保存時のストレージ容量の圧迫などのデメリットが考えられます。
利用料金は5ドル〜10ドルに?
「Spotify Hi-Fi」の案内画面には、月額の利用料金も表示されているようですが、利用料金がユーザーによって異なり5ドル〜10ドルの利用料金が表示されたとのことです。
通常であれば利用料金に差が生じることは無いはずですが、今回はユーザーが利用しやすい価格帯の調査を目的としたA/Bテストとの見方が強いです。
未だ正式に発表されたプランでは無いので具体的な提供時期は不明ですが、より高音質な音楽を楽しむことが出来るようになりそうです。
Spotify -音楽ストリーミングサービス
カテゴリ: ミュージック
無料
※最新価格はAppStoreを確認して下さい。
App Storeからダウンロード
Source:Spotify is preparing to launch a Hi-Fi music tier – The Verge
コメントを投稿する(承認後に反映)