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【ドコモ】dポイントで第三者提供される情報、第三者提供を拒否する方法について

ドコモがデータビジネス事業に参入し、7000万人分にも及ぶdポイントの会員データを協業先に有償提供すると日本経済新聞で報道され、SNSなどで話題になっています。同時に「どんな情報が第三者に提供されるの?」「第三者への提供を拒否する方法は?」などの声が挙がっています。

ドコモが会員データ開放 7000万人分、協業先に有償で
NTTドコモは顧客情報を活用したデータビジネスに参入する。2019年度内に共通ポイントサービス「dポイント」の会員情報を協業先の企業が活用できる事業を始める。会員数は7000万人規模で、個人の許可を得て買い物などのデータを分析する。共通ポイントによる顧客の囲い込みから一歩進み、ビッグデータを収益化する動きが広がりそうだ。

引用:日本経済新聞

ドコモが第三者に提供するdポイントに関する情報

ドコモ(dポイント)が第三者提供する主な情報は「インターネット利用に関する情報」「購買情報」「位置情報」「利用アプリに関する情報」の4つです。氏名や電話番号、メールアドレスや生年月日の”日”などは含まれていません。

各情報の詳しい収集内容については、ドコモの「dポイントカードにおけるお客様情報の取扱いについて」で確認できますが、主に以下の情報が収集されています。

インターネット利用に関する情報
閲覧したウェブサイト、検索キーワード、広告の閲覧やクリック数、閲覧方法や閲覧時間、IPアドレス、端末の個体識別番号等(Cookie等を使用)
購買情報
dカード(dカード)またはdカード miniの決済で購入した商品等の情報
位置情報
第三者が提供するアプリによって取得した位置情報、基地局位置情報、Wi-Fiアクセスポイントなどの電波を通じてやりとりされる情報、各種アプリやセンサー情報を基に計測された位置情報等
利用アプリに関する情報
スマートフォンにインストールしているアプリ名やアプリのバージョン、アプリの動作ログ情報等

なおドコモは「第三者提供許諾」について、情報を第三者に提供する場合は氏名や電話番号を除くほか、グラフなどで統計化するなどして個人を“特定しにくい”よう加工しているとしています。

ドコモや街のお店(dポイント加盟店)などよりお客さまにあったお得な情報やクーポンなどの特典を提供したり、商品やサービスの改善につなげることなどを目的に、ドコモから街のお店(dポイント加盟店)などにお客さま情報を提供することを許諾いただく設定です。
なお、お客さま情報を街のお店(dポイント加盟店)などに提供する際は、氏名や電話番号などを削除したり、グラフや表などに統計化するなどして、お客さまを特定しにくいように加工しております。

引用:d POINT CLUB(Q&A)

第三者への情報提供を拒否する方法

第三者への情報提供を拒否する場合は、ドコモオンライン手続きの会員情報の確認・変更(外部リンク)を開き、会員情報登録・変更ページの「第三者提供許諾」の項目にある、会員情報を第三者に提供することに同意しないにチェックを入れるこで拒否することができます。

<第三者提供の停止方法>
ドコモオンライン手続きにてお申込みをすることができます。
ドコモオンライン手続きから会員情報管理画面に進み、基本情報タブから「第三者提供許諾」項目の変更ボタンを選択いただき、「会員情報を第三者に提供することに同意しない」にボタンを設定して登録してください。

引用:ドコモ

今後会員データの提供に向けて、セキュリティの強化や個人情報の運用ルールも厳格化し、協業先にも順守するよう求めるとのことですが、自身の情報が売買されることに抵抗があるのであれば、上の手順で第三者提供を停止すると良いかと思います。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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