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【Twitter】ヘイト行為のポリシーを更新、年齢や病気などを理由に人間性を否定する言葉が禁止に

Twitterがユーザーが安心して利用できるよう設けているルール(Twitterポリシー)をアップデートし、ヘイト行為に関するポリシーの範囲に“年齢、障がいや病気にもとづいて人間性を否定する言葉”が含まれるようになりました。以下詳細です。

年齢、障害、病気にもとづき人間性を否定する言葉が禁止に

Twitterでは、利用ルール(ポリシー)として以下のヘイト行為の投稿が禁止されていますが、2020年3月6日より年齢、障がいや病気にもとづいて人間性を否定する言葉もポリシーの対象に含まれるようになりました。

ヘイト行為: 人種、民族、出身地、社会的地位、性的指向、性別、性同一性、信仰している宗教、年齢、障碍、深刻な疾患を理由にして他者への暴力を助長したり、脅迫または嫌がらせを行ったりする投稿を禁じます。詳細はこちらをご覧ください。

引用:Twitterルール

本日より、Twitterはさらにこのルールを拡大し、年齢、障がいや病気にもとづいて人間性を否定する言葉もポリシーの対象に含めます。

引用:Twitter公式ブログ

公式ブログの記事には、年齢や疾病、障害や宗教を理由にしたヘイト行為の事例が掲載され、該当するようなツイート(過去のツイートも含む)について違反報告があった場合、ツイートを投稿したユーザーには該当の違反ツイートを削除する義務が発生します。

Twitter公式ブログで掲載されているヘイト行為の一例。

過去のツイートも違反報告があった場合は削除が義務付け

本日2020年3月6日以前に投稿されたツイートに対して違反報告があった場合、違反に該当するツイートを削除する義務は発生しますが、アカウントの凍結になることはありません。

ただし、アカウントの凍結対象とならないのは“ルールが施行される以前の投稿”とあるので、本日2020年3月6日以降に違反ツイートを投稿した場合は厳重な処罰(アカウントの凍結、停止)の対象となる可能性も考えられます。

本日以前に投稿されたツイートに対して違反報告があった場合、違反ツイートは削除する必要がありますが、このルールが施行される以前に投稿されているため、即アカウント凍結につながるということはありません。

Twitterでは、ディープフェイクやチープフェイク等のフェイクメディアを含むツイートに対して警告ラベルを表示する施策なども先日より実施されているので、興味があるかたは以下の関連記事も併せてご覧ください。

関連記事【Twitter】フェイクメディアを含む危害あるツイートに警告ラベルの表示を開始

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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