24日頃からGoogleアカウントが強制的にログアウトされ、画面に「Googleアカウントが変更されました」とエラーが表示される問題が相次いで報告されていますが、今回の問題に関してGoogleがヘルプページで正式に発表しています。
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殆どはアカウントのセキュリティに影響するものではない
Googleの発表によると、今回の問題はフィッシングや不正アクセスなど、アカウントのセキュリティに影響するものでは無いとのことです。不具合が生じた詳細など明かされていませんが、恐らくはシステム側のトラブルによる誤通知だと思われます。
また同様のエラーで強制ログアウトされてしまった場合は、これまで通りのアカウント情報で再度ログインするよう案内しています。もしアカウントのパスワードを忘れてしまっている場合は、アカウントサポート(外部リンク)からパスワードの再発行をする必要があります。
この度、一部のお客様に、Google アカウントが変更された旨の通知が送付されていることが判明しました。該当の通知は、フィッシングやアカウントのセキュリティに影響するものではありません。万が一、本通知をお受け取りになった場合、accounts.google.com/ から再度ログインしてください。パスワードをお忘れになった場合は、g.co/recover からパスワードの再取得をお願いします。もし二段階認証をご利用の場合、SMS 受信にお時間を頂く可能性がございますので、しばらく待ってから再度ご利用いただくか バックアップコードを利用してください。
念のためログイン履歴に不正アクセスの形跡が無いか確認を
今回の問題に関しては、アカウントのセキュリティに影響するものでは無いので心配する必要はありません。ただし、偶然にも同じタイミングに不正アクセスが行われた可能性もゼロでは無いので、念のため次の手順でログイン履歴を確認しておくと安心です。
- Googleのログインとセキュリティ(外部リンク)を開き、”最近のセキュリティイベント”に不審な変更が挙がっていないか確認する。
- 同画面を下にスクロールして、”最近使用した端末”に不審な端末(見覚えのない端末、国外から接続している端末)が無いか確認する。
- もし不正アクセスの形跡が見つかった場合は、”最近使用した端末”の上段にある「アカウントを保護する」をタップして、画面の指示通りにアカウント情報の確認・変更を進めてください。
なおアクセス集中による影響で、Googleの一部サービスで接続しづらい問題が起きているようなので、もしパスワードの変更や再発行の画面が正常に遷移しない場合は、時間を置いてから試すようにしてください。
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