2026年5月13日現在、PayPayを装った詐欺SMS「お支払いが未完了です」や「今月の請求金額が正常に引き落とされませんでした」などが出回っています。
SMS内のURLをタップするとフィッシングサイトへ転送され、「【重要】PayPayあと払い精算不能に伴う利用制限のお知らせ」と表示される場合があります。
偽サイトで支払い手続きに進んでしまうとPayPayアプリが起動し、不審なアカウントへの送金画面が表示されるため注意してください。
目次
PayPay「引き落としに失敗」「支払いが未完了」詐欺SMSに注意
2026年5月13日現在、PayPayを装った詐欺SMS「お支払いが未完了です」などが出回っており、SNS上で受信報告が増えています。
SMSの本文は複数パターンありますが、「引き落としに失敗」「支払いが未完了」など、決済の失敗を知らせる内容の特徴があります。
PayPayを装った詐欺SMSの事例:
- 【お知らせ】今月の請求金額が正常に引き落とされませんでした。すぐに精算してください。
- 【お知らせ】お支払い情報をご確認ください。期限前にご確認ください。
- 【お知らせ】お支払いが未完了です。このまま放置で利用停止となります。
- 【ご案内】お支払いが未完了です。期限内に必ずお手続きをお願いします。
偽サイト「PayPayあと払い精算不能に伴う利用制限のお知らせ」に誘導
SMS末尾のURL(例:https://ln.r●n/●●など)をタップすると、PayPayを装ったフィッシングサイトへ転送されます。
筆者の環境で遷移先の挙動を確認したところ、「【重要】PayPayあと払い精算不能に伴う利用制限のお知らせ」と表示され、PayPayアプリでの支払いを求められました。
指示に従って「お支払い手続きへ」ボタンをタップすると、ディープリンクが設定されたページに遷移し、PayPayアプリの送金画面が開く仕組みです。

最近、こうしたPayPayアプリの送金画面に直接誘導する手口が増えており、フィッシング対策協議会からも注意喚起が行われています。
国民健康保険料の支払い依頼をよそおうフィッシングメールから PayPayアプリでの支払いへ誘導し、送金させる手口の報告を受けています。
引用:フィッシング対策協議会
PayPayアプリを起動してしまった場合は送金せずにアプリを終了する
誘導に従ってPayPayアプリを起動してしまうと、不審なアカウント「PayCard」への送金画面が表示されます。
ここで「送る」ボタンをタップしてしまうと送金されてしまうため、PayPayを開いてしまった場合は、送金ボタンを押さずにアプリを終了してください。
お客様ご自身がPayPayの残高を送る・受け取る機能を使っているため、PayPayの補償制度の対象外となります。
引用:PayPay
PayPayで送金してしまった場合の対処法
PayPayで送金してしまった場合は、ホームの「取引履歴」から相手を選択し、「受け取り依頼をキャンセル」から送金を中止できる場合があります。
ただし、相手が受け取り前のみキャンセル可能なため、ボタンが表示されない場合は受け取り済みの可能性があります。
「送る・受け取る」機能による被害は補償対象外のため、キャンセルが間に合わなかった場合は、最寄りの警察署や消費者センターへ相談してください。
よくある質問(FAQ)
情報の正確性と実機検証プロセス
検証アプリ
PayPayアプリ
使用OS
iOS26.5
使用端末
iPhone17
検証結果・調査概要
PayPayを装った詐欺SMS記載のURLの遷移先を確認。PayPayを装ったフィッシングサイトに転送され、ディープリンクによってPayPayアプリが起動。不審なアカウントへの送金画面が表示される(送金詐欺)。



コメントを投稿する(承認後に反映)