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「【重要】会員情報更新の最終確認 要対応」Amazonを騙る詐欺メールの詳細と対処

2025年2月以降、Amazonを装った詐欺メール「アカウント保護のため、情報更新が必要です」が出回っています。

このメールには「【重要】会員情報更新の最終確認 要対応」と赤字で記載されていますが、フィッシングサイトへ誘導する詐欺メールなので、リンクをクリックしないよう注意してください。

Amazonのメールアドレスに偽装された詐欺メール

2025年2月頃から出回っているAmazonを装った詐欺メール「アカウント保護のため、情報更新が必要です」では、差出人にAmazonカスタマーサービスの連絡先「cs-reply(at)amazon.co.jp」が表示されることがあるため、うっかり信じてしまいそうになるかもしれません。

この差出人メールアドレスは偽装されたもので、Amazonからの正規メールを装って巧妙に作られた詐欺メールです。メール文中のリンクは絶対にクリックしないよう注意してください。

【重要】会員情報更新の最終確認 要対応
Amazon 会員 様

■ 最終確認期限:2月12日まで
※ 本メールは情報更新が未完了のアカウントに送信されています

平素よりAmazonをご利用いただき誠にありがとうございます。
セキュリティ強化のため、アカウント情報の至急更新が必要です。

【重要】対応が遅れた場合:
・アカウント機能の一部制限(購入・配信サービス等)
・セキュリティリスク増大の可能性
・定期便/サブスクリプションサービスの停止

今すぐ情報を確認する

▼ 必須対応事項:
・氏名(本人確認書類と完全一致)
・現住所(宅配便が到達可能な住所)
・有効な支払い方法 電話番号(SMS認証可能な番号)

▼ お問い合わせ先:
Amazonカスタマーサービスセンター
電話:0120-333-245(24時間対応)
オンラインサポート

※ 本メールにお心当たりのない場合や更新済みの場合は、
こちらから直ちにアカウントのセキュリティ確認をお願いいたします。

偽サイトでAmazonアカウントを入力してしまった時の対処

フィッシングメールのリンク先で、Amazonのアカウント情報(メールアドレス、パスワード)を入力してしまった場合は、Amazon公式サイトのアカウントサービスからパスワードを変更してください。

また、注文履歴非表示にした注文に不審な注文がないか確認し、身に覚えのない注文を見つけた場合は、すぐにAmazonカスタマーサービスに連絡してください。

クレジットカード情報を入力してしまった場合は、カード裏面などに記載されているヘルプデスクへ連絡し、フィッシングサイトでカード情報を入力したことを報告するようにしてください。

電話番号「0120-333-245」について

Amazonを装った詐欺メールには、連絡先として「0120-333-245」が記載されていますが、株式会社イノベーション・ワークスの電話番号が悪用されているようなので、発信しないよう注意してください。

知恵袋や電話番号の口コミサイトでは注意喚起を確認できましたが、公式サイトのインフォメーションでは情報が更新されていない状況です。以下は電話番号の口コミサイトに投稿された内容の引用です。

※※ Amazonカスタマーサービスセンターからのメールについて※※

Amazonカスタマーサービスセンターからのメールに関してですが、弊社は一切関与しておりません。
現在、フィッシングメールにおいて弊社の電話番号が無断で利用されている事例が発生しております。
弊社は個人情報を不正に取得しておらず、この件に関与しておりません。
そのため、消費者センターまたはAmazonへ直接お問い合わせいただきますようお願い申し上げます。

消費者センター:188
Amazon: 0120 899 543

もし個人情報やクレジットカード情報を登録された方がいらっしゃいましたら、速やかに警察やご利用のクレジットカード会社にご連絡いただきますようお願い申し上げます。

株式会社イノベーションワークス インフォメーションデスク

引用:jpnumber

Amazonからのメールはメッセージセンターで確認

Amazonから配信される正規のメールは、Amazon公式サイトのメッセージセンターにも同じ内容が配信される仕組みになっています。

最近の Amazon の偽メールは巧妙なため、メールだけで判断するのは非常に難しいです。身に覚えのないメール/ SMS が届いた場合は、Amazon 公式サイトや公式アプリの「メッセージセンター」をご確認ください。

引用:Trend Micro

今回のような不信なメールを受信した場合は、まずメッセージセンターに同じ内容のメッセージが届いていないか確認することをお勧めします。

ただし、サインイン通知や支払いリクエストなどの一部メールは、メッセージセンターに配信されないことがあるので、メッセージセンターに届いていないメールは全て偽物とは限りません。

メッセージセンターに配信されないメールの見分け方

サインイン通知やAmazon Payの支払いリクエストなど、リンク先で操作を必要とする一部の重要なメールは、メッセージセンターに配信されないことがあります。

こういった「メッセージセンターに配信されず、リンク先で操作を要求するメール」の場合、メール本文の最後にhttps://www.amazon.co.jp」から始まるURLがテキスト形式で記載されています。

リンクをクリックすることなく、テキスト形式のURLをコピー&ペーストできるよう配慮されているので、このURLが省略されているか記載されていない場合は、詐欺の可能性が高いと考えられます。

また、正規のメールには登録氏名(本名)が記載されます。もし「Amazon 会員様」のような一般的な宛名になっているメールは、フィッシングメールの可能性が非常に高いです。

このEメールがAmazonから送信されていることを確認するにはどうすればよいですか?
このEメールのリンクは「https://www.amazon.co.jp」で始まります。以下のリンクをいつでもブラウザに貼り付けて表示できます。

https://www.amazon.co.jp/a/c/r/○○○

※ AmazonおよびAmazon ロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。

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