【iPhone】iOS17.3でソフトウェアアップデートのモバイル通信量を増える問題が発生

iOS17.3アップデート後、一部のiPhoneでシステムサービスのソフトウェアアップデートのモバイル通信量が急増する問題が報告されています。ユーザーからは「ソフトウェアアップデートにモバイル通信を使われる」「ソフトウェアアップデートで860MBのギガが減った」などの声が挙がっています。

システムサービスのソフトウェアアップデートのモバイル通信量が急増する問題

iOS17.3アップデート後、システムサービスのソフトウェアアップデートのモバイル通信量が急増する問題が報告されています。消費されるモバイル通信量は端末により異なりますが、概ね1GB未満であることが多いようです。

この問題は検証機のiPhone 14 Proでも確認しており、端末を再起動したところ約30分間で442MBものモバイル通信がソフトウェアアップデートにより消費されました。（iOS17.3リリース当日にアップデート済み）

iOS17.3を利用しているんだけど、今日再起動したらパケットが一気に約900MB程減っていた

モバイルデータ通信の内訳を確認したら「システムサービス＞ソフトウェアアップデート」が原因みたいだけど、iOSの自動アップデートはオフにしてるのに勝手に通信されるのは困る

— 電光鉄火 (@k_hopper) February 3, 2024

モバイル通信量、ギガの減りが早い場合は「システムサービス」を確認

この問題は当ブログでiOS16.Xの頃から追っていますが、iOS17.0～iOS17.0.3で改善を報告するコメントを多く頂いていましたが、iOS17.1以降から再発を報告するコメントが増えています。

もしiOS17.3アップデート以降、モバイル通信量（ギガ）の減りが早く、早い段階で通信速度が制限されてしまったり、購入したデータ通信が枯渇した場合は、設定→モバイル通信→システムサービス→ソフトウェアアップデートを確認してみることをお勧めします。

iOS16系で起きているシステムサービス「ソフトウェアアップデート」が大量のモバイル通信量を使用する問題の件、iOS17.0.3では改善されたようですと以前報告しましたが、iOS17.2.1で試したら再発しているようです・
モバイル通信環境で一度電源を切り電源再投入、2時間後に確認したらソフトウェアアップデートは430MB程度のモバイル通信量でした。
私の環境はiPhoneSE2+OCNモバイルONEです。

コメント投稿者：まっささん

“システムサービスのソフトウェアアップデートにより、モバイル通信が発生する”件

逆に、今まで現象が無かったのに、17.1に上げるて通信量が爆上がりするようになりました
(内訳は既知のシステムサービスのソフトウェアアップデートです)
今はモバイルデータ通信をOFFにして必要な時だけONにして凌いでいる状態

環境: Xs + 17.1

コメント投稿者：一口さん

iPhoneの再起動でモバイル通信が大量に発生する可能性

システムサービスのソフトウェアアップデートがモバイル通信を多く使用する問題は、現時点も根本的な解決方法は判っておらず、iOSアップデートによる対処を待つしか無い状況です。

ただ、当ブログのコメント欄などに寄せられた情報から、この問題はiOSアップデート直後や端末を再起動した後に発生する傾向があることが判っています。

そのため、iPhoneの再起動を控える、再起動はWi-Fi環境下で行う、モバイル通信を使用する時のみ「モバイルデータ通信」をオンにするといった対処をすることで、モバイル通信の発生リスクを抑えることはできます。

システムサービス「ソフトウェアアップデート」によるモバイル通信量の消費リスクを減らす方法

【おすすめ】iPhoneの電源オフ・再起動を控える

【おすすめ】モバイル通信を使用するときのみ、設定→モバイル通信→モバイルデータ通信をオンにする（電話の発着信可能）

【おすすめ】再起動やiOSアップデートは、Wi-Fi環境下で行う

iOSアップデート直後は、可能であればWi-Fiに終日接続する

設定→モバイル通信→Wi-Fiアシストをオフにする

機内モードをオンに切り替え、通話やモバイル通信を使用するときのみオフにする（電話の発着信不可）