iPhoneでスクリーンショットを撮影する際には、ホームボタンとスリープボタンを同時押しする必要があり、尚且つシャッター音が再生されてしまうので、外出先では撮影しづらいですよね。そこで今回はそんな不便さを改善できるであろう“スクリーンショットを無音且つ片手で撮影出来る小技”をご紹介します。
スクリーンショットを片手操作で無音撮影するまでの準備と手順
iOS 10以降では、当記事の方法では無音撮影が出来ません。
iOS 10の無音撮影方法については、次の記事を参考にしてください。
1.AssistiveTouchにスクリーンショットを割り当てる
iPhoneには、画面に表示することができる第2のホームボタン「AssistiveTouch」といった機能があり、このボタンにスクリーンショットの撮影を紐付けることで、画面の一部を1度タップするだけでスクリーンショットを撮影することが出来ます。
1.「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「AssistiveTouch」→「AssistiveTouch」をオン。
2.AssistiveTouchの設定画面で「最上位レベルのメニューをカスタマイズ」をタップ。
3.「X個のアイコン」の右横にある「-」をタップして1個まで減らす。
4.1個になったアイコンをタップ。
5.リストからスクリーンショットを選択して「完了」をタップ。
画像付きの解説は、iOS 9がリリースされて間もない頃に公開した次の記事をご覧ください。
【iOS9】AssistiveTouchを使ってスクリーンショットを1タップで撮影する方法
2.ショートカットにAssistiveTouchを割り当てる
AssistiveTouchの設定を終えたあとは、ショートカットの設定を行います。初期設定のままだとAssistiveTouchのボタンが常時表示されてしまい邪魔ですが、AssistiveTouchをショートカットと呼ばれる機能に割り当てることで、ホームボタンを3度押すことで自由にオンオフ切り替えることが出来ます。
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」の順にタップ。
「ショートカット」→「AssistiveTouch」をタップして完了です。これでホームボタンを3度押すだけでAssistiveTouchをオンオフ切り替えることが出来ます。
3.片手操作でスクリーンショットを無音で撮影する手順
AssistiveTouchの設定とショートカットの設定を終えたあとは、いよいよ片手操作でスクリーンショットを無音撮影に。手順については、昨年1月に見つけた無音撮影バグに少し手を加えた方法になります。
【iOS8】iPhoneのスクリーンショットの撮影音を無音にする方法
国内大手ニュースメディアでも取り上げられた記事。
iPhoneのサイレントスイッチをオンにする。(マナーモード)
ミュージックアプリで音楽を音量0で再生しながら、スクリーンショットを撮影したいアプリをホーム画面から起動する。
ホームボタンを3度押してAssistiveTouchを表示させ、画面に表示されたAssistiveTouchをタップすると無音でスクリーンショットを撮影することができます。
※ 従来のスリープボタンとホームボタンの同時押しでも撮影可。
クラッシュ・ロワイヤル (Clash Royale)
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何度もスクリーンショットを撮影したい時
もし連続で無音撮影したい時は、1度目の撮影後から次の手順を繰り返してください。
2.ホームボタンを2度押して、マルチタスク画面から撮影したいアプリに戻る。
3. AssistiveTouchでスクリーンショットを撮影。
文字に書き起こすと面倒に見えてしまいますが、AssistiveTouchとショートカットの設定は一度してしまえば再度設定する必要も無いですし、実際操作してみると全て片手で操作できるので思った以上に面倒さは無いかと思います。
iOS 9.1 / iPhone 6
iOS 9.2.1 / iPhone 6 Plus
2016/08/26 iOS 9.3.4(13G35)では無効と確認しました
iOS 9.3.5(iPhone 6 Plus)で再び試したところ、再現出来るようです。
iOS 10.1.1ですが無効でした。残念。