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「お客様のアカウント認証に関する重要なお知らせ」Amazonを騙る詐欺メッセージの詳細と対処

2024年5月頃から、Amazonを騙る詐欺メッセージ「お客様のアカウント認証に関する重要なお知らせ Amazonをご利用いただき誠にありがとうございます。システムによる定期的なチェックの結果、お客様のアカウントについて再認証が必要となりました」が出回っています。

詐欺「お客様のアカウント認証に関する重要なお知らせ」に注意

2024年5月頃から、Amazonを騙る詐欺メッセージ「お客様のアカウント認証に関する重要なお知らせ Amazonをご利用いただき誠にありがとうございます。システムによる定期的なチェックの結果、お客様のアカウントについて再認証が必要となりました」が出回っています。

このメッセージには、Amazon公式サイトに似せたURLが記載されていますが、リンク先はAmazonを装ったフィッシング詐欺サイトなので、アクセスしないよう注意してください。

お客様のアカウント認証に関する重要なお知らせ
Amazonをご利用いただき誠にありがとうございます。システムによる定期的なチェックの結果、お客様のアカウントについて再認証が必要となりました:https://ama○○○○○.online/jp

※ 詐欺メッセージはRCS(RCSチャット)で拡散されています。SMSやメールを対象としたフィルタサービスではブロックできない場合があるので注意してください。

Amazonを装ったフィッシング詐欺サイトへの誘導が目的

詐欺メッセージには、Amazonを装ったフィッシング詐欺サイトのURLが記載されており、リンク先ではAmazonのアカウント情報(メールアドレス、電話番号、パスワード)の入力を求められます。

また、偽のログイン画面から先に進んでしまうと、赤文字で「更新するまでアカウントにアクセスできません」と表示され、氏名、住所、郵便番号、生年月日、クレジットカード番号等の入力を要求されます。

これらの個人情報を入力してしまうと、Amazonアカウントの不正アクセス、クレジットカードを不正利用される恐れがあるため、誤ってアクセスしてしまった場合は、速やかにページを閉じるようにしてください。

フィッシング詐欺サイトでAmazonアカウント、クレジットカード番号等を入力しないよう注意。

宛名の記載有無、メッセージセンターを活用する

Amazonから配信されるメールには、Amazonに登録している氏名が宛名として記載されていることが多いです。ただし、宅配ボックスへの配達通知やポイント獲得など、お知らせに相当するものには宛名が記載されていない場合があります。

また、不正利用防止等を目的とした重要な通知以外の場合は、基本的にAmazon公式サイトのメッセージセンターに同じ内容のメッセージが届きます。メール等が本物か偽物か判断に迷う場合は、こちらの受信有無が参考になる場合があります。

Amazon公式サイトで「メッセージセンター」を確認する

メッセージセンターに届かない重要なメール等について

Amazonでは、サインインを知らせるメールやAmazon Payの支払いリクエストなど、不正利用の防止を目的としたメールの場合はメッセージセンターに配信されないことがあります。

メッセージセンターに届かないメールの例

  • amazon.co.jp: アクションが必要です: 支払いリクエスト
  • amazon.co.jp:サインイン

リンク先でサインインなどを求める重要な内容の場合は、前述したようにAmazonアカウントに登録してある氏名が宛名として記載されており、文末にはテキスト形式のURLが記載されている特徴があります。

このEメールがAmazonから送信されていることを確認するにはどうすればよいですか?
このEメールのリンクは「https://www.amazon.co.jp」で始まります。以下のリンクをいつでもブラウザに貼り付けて表示できます。

https://www.amazon.co.jp/a/c/r/●●●

※ 詐欺メールの中には、「以下のリンクをいつでもブラウザに貼り付けて表示できます。」に続くURLが削除あるいは省略されていたり、テキスト形式になっていないものもあるので注意してください。

Amazonアカウント、クレジットカード番号を入力してしまった

詐欺メッセージ内のURLをタップしてしまい、リンク先でAmazonアカウントを入力してしまった場合は、Amazon公式サイトのアカウントサービスからパスワードの変更をしてください。

パスワードの変更後は、注文履歴非表示にした注文に不審な注文がないか確認し、身に覚えがない注文が見つかった場合は、Amazonカスタマーサービスに連絡するようにしてください。

また、クレジットカード番号等を入力してしまった場合は、カード裏面に記載されているヘルプデスクなどに、フィッシング詐欺サイトでカード情報を入力したことを報告するようにしてください。

 

著者情報

Ryo
SBAPPを運営しているRyoです。スマートフォンが国内で急速に普及し始めた頃から、iPhoneやiOSの使い方や不具合に関する情報を10年以上にわたって発信しています。

Apple製品は、iPhone 3GSの頃から使用しており、毎年アップグレードされるデバイスやiOSの変化に魅了されてきました。iPhoneの機能性や操作性が頻繁に変化する中で、ユーザーのサポートをしたいと思い、SBAPPを立ち上げました。

現在は、iPhoneやiOSの情報に加えて、SNSの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、幅広いテーマで記事を執筆しています。経験と知識を活かして、少しでも手助けとなる情報を提供していきます。

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