先日iOS12.4.1がリリースされましたが、YouTubeでiOS12.4.1とiOS12.4のバッテリーの持ち時間(駆動時間/パフォーマンス)の比較動画を公開されています。
iOS12.4.1のバッテリーパフォーマンスの変化は無し
iOSのバッテリー駆動時間の比較動画などを公開しているiAppleBytesの検証結果によると、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6s、iPhone 7、iPhone 8の各機種ともにiOS12.4からバッテリーの持ち時間に大きな変化が無い結果になっています。
機種 | 最大容量 | バッテリー駆動時間 | ||
---|---|---|---|---|
iOS12.4 | iOS12.4.1 | 差分 | ||
iPhone 5s | 95% | 3時間4分 | 3時間3分 | +1分 |
iPhone 6 | 100% | 3時間20分 | 3時間23分 | +3分 |
iPhone 6s | 100% | 3時間25分 | 3時間21分 | -4分 |
iPhone 7 | 90% | 3時間43分 | 3時間53分 | +10分 |
iPhone 8 | 99% | 3時間40分 | 3時間46分 | +6分 |
またGeekbench 4のBattery Test機能で算出したスコアも公開されていますが、こちらもiOS12.4と比べて大きな差はなかったようです。
※ iOSアップデート直後は処理の兼ね合いでバッテリーの消耗が早くなります。
機種 | 最大容量 | バッテリーテストのスコア | ||
---|---|---|---|---|
iOS12.4 | iOS12.4.1 | 差分 | ||
iPhone 5s | 95% | 1309 | 1306 | +3 |
iPhone 6 | 100% | 1627 | 1630 | +3 |
iPhone 6s | 100% | 2050 | 2010 | -40 |
iPhone 7 | 90% | 2224 | 2325 | +101 |
iPhone 8 | 99% | 2175 | 2254 | +79 |
検証結果を見る限りでは、iOS12.4からiOS12.4.1にアップデートすることでバッテリーパフォーマンスが大きく変化することは稀ということになりそうです。
iOS12.4.1アップデートを適用したユーザーの声
iOS12.4.1がリリースされた当日〜翌日(8月27〜28日)は「バッテリーの減りが早くなった」「バッテリーの消費が改善されていない」との声が若干目立ちます。
ただ、iOSアップデートがリリースされた後にしては、TwitterやAppleサポートコミュニティなどが落ち着いている印象です。
iOS12.4.1にアップデートしてもバッテリー消費は改善されてない。ユーザーに端末買い替え促すために弄ってるのバレバレ。appleもダメだなぁ。
— くー (@blue11gt) 2019年8月29日
iOS12.4.1にしたら、バッテリーの消費が早くなった。同じ時間使って残50%ぐらいだったのが40%を切る。ウ~ン!
— ブドリ (@budori01) 2019年8月29日
恐る恐る ios12.4.1にアップデートしてみたけど今のところバッテリーの消費が早いとか動きがモサモサとかの問題は無し。#iPhone8 pic.twitter.com/crhn9XXl7N
— 甘党 (@amatougourmet) 2019年8月27日
iOS12.4.1にしたのにバッテリーの消費が直らん。
— ゆうへい (@sca_yaneneko) 2019年8月27日
iOS12.X系は今回が最後のアップデートに?
iOS12.4.1のアップデートは「重要なセキュリティおよび安定性のアップデート」となっており、動作が比較的安定しているのか、筆者環境(iPhone XS Max)でも特に不具合等は生じていません。
来月にはメジャーアップデートとなるiOS13がリリースされる見込みなので、恐らくiOS12.X系は今回のアップデートが最後になるかと思うので、今のうちに動作が安定しているiOS12.4.1にアップデートしておくと良さそうです。
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