Appleの年に1度のイベントWWDC2015(世界開発者会議)でAppleWatch用のOS「watchOS2」が発表されました。
これまでのiPhoneに殆ど依存していたAppleWatchの概念を崩し、大幅に進化を遂げたOSになっています。
早速発表されたwatchOS2の情報をまとめて紹介します。
時計
文字盤
文字盤の背景に、写真や時間経過で自動的に写真が切り替わるアルバム、タイムラプス動画などを自由に設定出来るようになります。
時間によって背景が変わるタイムラプス動画の文字盤は特に人気を集めそうです。
タイムトラベル
時計でデジタルクラウンを操作する事で、過去と未来自由に時間を行き来できるようになります。
例えば、5時間後のフライトの時間まで進める事で、その時文字盤に表示される天気や次のスケジュール、バッテリー残量をシミュレートする事ができます。
常に先々の時間を確認する事が出来るので、時間にゆとりを持って動く事が出来るようになります。
横画面対応
AppleWatchが横画面表示をサポートします。
横置きだとAppleWatchを安定して置くことが出来るので、目覚まし時計として利用する事も可能です。
友だちの追加が容易に
AppleWatchのスリープボタンを押すと表示される友だちリストは、OSが自動的に設定した内容をAppleWatch上で変更する事は出来ませんでしたが、watchOS2では、自由に友だちを追加する事が出来るようになります。
Walletや乗り換え案内にも対応
iOS9でサポートするWalletや乗り換え案内にも対応します。
但し、これら2つは日本でのサービス開始は先になる為、リリース直後は使用する事が出来ないと思います。
AppleWatchでネイティブアプリケーションをサポート
これまではiPhone側でアプリの処理を行い、Bluetooth経由でAppleWatchに結果を転送していましたが、watchOS2ではAppleWatch単体でアプリを動作させる事が可能です。
これまでよりもアプリ自体の動作速度が向上します。
ボイスメッセージ
これまでは受信したメッセージに返信をする際は、音声入力によるテキスト返信、定型文や顔文字での返信する必要がありましたが、watchOS2では新たにボイスメッセージをサポートします。
生の声を直接相手に届けるので、音声入力時の誤認識などの煩わしさがありません。
Wi-Fi
watchOS2では、AppleWatch単体でWi-Fiに接続する事が出来ます。
これにより、手元にiPhoneが無くてもネットワーク通信が可能になります。
Siri
AppleWatchのSiriの機能が大幅強化されます。
正直これまではiPhoneに丸投げするような回答が多かったですが、watchOS2ではグランスの確認や交通機関の状況確認、辞書検索など様々な事が出来るようになります。
アクティベーションロック
AppleWatchをアクティベーションロック出来るようになります。
これまでは無防備なAppleWatchでしたが、watchOS2ではアクティベーションロック機能を有効化する事で、万が一盗難にあってもAppleIDとパスワードを入力しなければアクティベートができなくなります。
watchOS2に関する発表情報は以上です。
つぶやき
iOS9に比べると、watchOSのアップデート内容がかなり充実していると思います。
iOS9の発表内容は以下の記事でまとめているので、気になる方は是非チェックしてください。
コメント(承認制)