Appleのイベント「WWDC2015(世界開発者会議)」で、Macの搭載OSである「OS X El Capitan」が発表されました。
El Capitanは、主にSpotlight検索の強化やスワイプ操作の強化、パフォーマンスの向上が主になっています。
機能追加
全般

- マウスカーソルを見失った時に、細かく左右に振る事でカーソルが目立つようになる機能が追加。
- Spotlight検索、Finder、メールなどのアプリで、「4月に田中さんから受信したメール」のように、より自然な言葉での検索が可能。
Mission Control

- ウィンドウが平面上に並べられるようになり、これまでよりも視覚的にわかりやすく。
- ドラッグ&ドロップで新しいフルスクリーンウィンドウとして再配置が可能。
- 後述する新機能「Split View」の配置も対応。
Split View

- 2つのアプリを画面を分割してフルスクリーン表示する事ができる新機能。
メール

- スワイプ操作が強化され、スワイプでメールの削除などの操作が可能。
- 他の受信メールやブラウザなどからドラッグアンドドロップで画像の添付が可能。
- フルスクリーン表示に対応。
メモ

- 書いた内容を自動でリスト化、画像や地図の貼り付けなど、これまでよりもリッチなメモになる。
Safari

- ページ(タブ)を固定化するピン機能が追加。
- タップで音声のミュートなどが可能。
- AirPlayで埋め込まれている動画のみを映し出す事が可能。
Spotlight

- ファイル名で直接検索だけでなく、スポーツ試合の結果や天気を調べる事が可能。
パフォーマンス向上

- アプリの起動が最大1.4倍
- アプリの切り替えが最大2倍
- メールの初回表示速度が最大2倍
- PDFを開く速度が最大4倍
- iOSで採用されているグラフィカルAPI「METAL」のMac版が採用。
一般配布は秋を予定しているとのことです。
つぶやき

本当は機能更新すべきだったのですが、眠気に耐えられず今日になってしまいました。
WWDC2015では、OSXの他にも「iOS9」「watchOS2」「AppleMusic」などが発表されています。
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