MacにiPhoneやSDカードを接続すると、デフォルトの設定では写真アプリが自動で起動します。
これは設定を変更することでオフにすることはできるものの、あくまで接続したデバイスのみ設定を変更することができるので、iPhoneを機種変更したり、SDカードをフォーマットしてしまうと、新たなデバイスとして認識してしまい、都度再設定が必要になります。
今回この悩みを解決することが出来るOS Xのdefaultsコマンドが、メルボルンベースの写真家ベン・フォン氏により見つかり、米メディアPetaPixelが報告を受けウェブで情報を伝えています。
写真アプリの自動起動を制御する”defaultsコマンド”
まず写真アプリをcommand + Qで完全終了させ、iPhoneやSDカードをMacから外します。
この時点では”写真を開く”にチェックが入っていますが..
Macのターミナルで下記コマンドを実行します。
defaults -currentHost write com.apple.ImageCapture disableHotPlug -bool YES
コマンド実行後にiPhoneやSDカードをMacに接続しても写真アプリは自動起動せず、手動で起動して設定を確認すると、”写真を開く”からチェックが外れていることが確認できます。
ターミナルで下記コマンドを実行すると、元の写真アプリの自動起動がオンの状態に戻すことができます。
defaults -currentHost write com.apple.ImageCapture disableHotPlug -bool NO
写真アプリの自動起動が鬱陶しく感じていたのであれば、是非お試しを。
Stop Apple Photos from auto launching in OS X with one command: https://t.co/ROcUBDVBfs pic.twitter.com/xeD2TaYwwA
— PetaPixel (@petapixel) 2015, 12月 21
参考:PetaPixel
El Capitanですが、写真を開くの段のメニューが全く表示されていないのですが。
上段のリストボックスが「読み込み」になっているか確認してください。
(iPhoneを接続する必要があります)