無料通話アプリでお馴染みのLINEで不正アクセス(乗っ取り)が多発しているようです。
最悪な場合、登録している友達にも被害を与えてしまいかねないようです。
今回は先日(6月12日)にLINE公式ブログでアナウンスされた、「他社サービスと同じパスワードを設定している皆様へパスワード変更のお願いについて」詳しく解説します。
不正アクセスの手段
昨今他社のWEBサービスで大規模な登録情報の流出があったようで、同一のメールアドレスやパスワードを設定しているユーザーに被害が出ているようです。
LINEだけでは無く、動画サイトの「ニコニコ動画」でも約22万件の被害が起きており、その中の19件で計約17万円の金銭的な被害も起きているようです。
被害内容
- 本人になりすまし、登録している友人に電子マネーの購入を持ちかける
- LINEのIDを削除される
となっているようです。
電子マネーの購入を持ちかけて、「実際に買う人なんているの?」なんて思うかもしれませんが、実際に購入してしまった方もいらっしゃるようです。
危険な登録情報の例
今回の不正アクセスの原因は「他社サービスと同一のアカウント情報」です。
なので、LINEだけの複雑なパスワードを設定する事で、アカウントを守る事が出来ます。
以下の項目に1つでも当てはまる場合は、至急パスワードの変更をしましょう。
- 他のWEBサービスのパスワードを使いまわしている。
- 生年月日や名前から憶測出来るパスワードを使っている
- 英語だけのパスワードを使っている
- 数字だけのパスワードを使っている
- 単純なパスワード「aaaaaa」や「111111」などを使っている
- メールアドレスの一部をパスワードに使っている
安全なパスワードとは?
英語小文字、英語大文字、数字を混ぜる事で強固なパスワードにする事が可能です。
といっても、複雑なパスワードは中々覚えづらいので敬遠しがちですよね。
そんな方には以下の方法がお勧めです。
例えば誕生日が10月5日で、リンゴが好きな場合、これらの単語「1005」「Apple」を「A10p0le5」のように混ぜる事で複雑なパスワードを作る事が出来ます。
LINEパスワードの変更方法
その他の設定をタップ。
アカウントをタップ。
メールアドレス変更をタップ。
パスワード変更をタップ。
被害に遭わない為にも!
LINEに問わず、他WEBサービスのアカウント情報を使いまわす行為は非常に危険です。
いつどのサービスが流出しても大丈夫なように、パスワードは違うものを設定しましょう!
特にWEBサービスにGmailで登録して、WEBサービスとGmailのパスワードが一緒..なんて、絶対にしないでくださいね。
参考:LINE公式ブログ、NHK NEWS
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