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【注意喚起】アラートレポートやステートメントアラートなど、Appleを騙る詐欺メールに注意

現在Appleを騙るフィッシング詐欺メール「アラートレポート」「ステートメントアラート」など、セキュリティ上の理由でロックされたApple IDを解除する必要があるとして、フィッシングサイトに誘導する詐欺メールを受信するユーザーが増加しています。

アラートレポートやステートメントアラートに注意

2019年7月中旬頃より、Appleを騙るフィッシング詐欺メール「アラートレポート」「ステートメントアラート」の受信が相次ぎ報告されています。

フィッシング詐欺、アラートレポート

メールの内容は、セキュリティ上の理由でロックしたApple ID解除するためにリンク先でアカウントを確認する必要があるとして、個人情報の不正取得を目的としたフィッシング詐欺サイトに誘導するものになっています。

Apple IDのロックで不安を煽るメールの詳細

今月に入ってから報告されているメールは、主に「アラートレポート」と「ステートメントアラート」の2パターンの件名が多く、メールの本文は同じ(使い回し)のようです。

件名

  • 【アラートレポート】:あなたのAppleIDはセキュリティ上の理由でロックされています【ケース-ID#英数字】
  • 【ステートメントアラート Report】:不明なデバイスからサインインします。誰かが未知のデバイスであなたのアカウントを使ってサインインしています。【ケース-ID#英数字】
メール本文

親愛な(メールアドレス)
セキュリティ上の理由でApple IDがロックされています。からのログインを検出しました Iphone X あなたのアカウントからの端末と異常な活動

Appleコミュニティの安全性と完全性に懸念があるため、24時間以内にあなたの身元を確認してください。
このリンクを使う https://appleid.apple.com アカウントを確認します。

Appleサポート

Appleを騙る詐欺メールの見分け方

Appleを騙るフィッシング詐欺メールの多くは、メール文中に氏名などの個人情報が記載されていない、不自然な日本語が含まれているなど、以下のような特徴があります。

  • 送信元のメールアドレスのドメイン(@以降の末尾)が「~.apple.com」や「~.itunes.com」では無い
  • メールに個人の氏名が記載されていない(お客様各位やユーザーなど曖昧な表現)
  • メール文中のリンク先のURL(ドメイン)が「apple.com」では無い
  • メールの文章が不自然な日本語、不要なスペースや改行が多く含まれている
  • IDやパスワード、クレジットカードなどの個人情報の入力を求められる
  • 不審な添付ファイルが含まれている

もしこれらの特徴に一致したフィッシング詐欺メールを受信した場合は、詐欺メールをAppleの専用メールアドレス([email protected])に転送すると報告することができます。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメント欄

  • Comments ( 3 )
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  1. 親愛な(メールアドレス)
    セキュリティ上の理由でApple IDがロックされています。からのログインを検出しました Iphone X あなたのアカウントからの端末と異常な活動

    Appleコミュニティの安全性と完全性に懸念があるため、24時間以内にあなたの身元を確認してください。
    このリンクを使う (URL) アカウントを確認します。

    Appleサポート
    の詐欺に引っかかってしまいました。2019年7月29日 どうしたらいいですか

    • ・Apple IDのパスワードの変更
      ・2ファクタ認証の導入(未設定であれば)
      ・クレジットカード会社にフィッシング詐欺に遭った旨を伝え、クレジットカードの再発行。(クレジットカード番号等を入力した場合)
      ・不審な電話に警戒し、必要に応じて電話番号の変更(電話番号情報を入力した場合)
      ・最寄りの公的機関に相談(実被害や危険が及ぶ場合)

  2. 同じ文でアマゾンになってるの来た。

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