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【レビュー】Google Homeは使えば使うほど魅力がわかるスマートスピーカー

本日Googleが、国内向けにスマートスピーカー「Google Home」を発売しました。それと同時に小型バージョンの「Google Home Mini」の予約受付も開始しています。

今回は思い切ってGoogle Homeを購入してみたので、早速フォトレビューと実際に使って感じた利便性とGoogle Homeの魅力についてお話します。

Google HomeとGoogle Mini、迷った挙句Google Homeをチョイス

今回私が購入したのは、税込15,120円のGoogle Home。今月23日には税込6,480円のGoogle Home Miniも発売されることもあり、SNSを見ていると買い控えしている方も多い印象。

私自身も実際どちらを購入するか迷いましたが、せっかくのスピーカーですし「どうせなら音楽も存分に楽しみたい!」ということもあり、2インチドライバ、2インチデュアルパッシブラジエーターを搭載したGoogle Homeをチョイスしました。

両機種共にGoogleアシスタントを使うことができ、基本的な機能については大きな違いが無いので、音楽の視聴にそれほどこだわりが無いのであれば、23日のGoogle Home Miniを待つと良さそうです。

※ デュアルパッシブラジエーター:ノイズを抑え、低域を増強させることが出来る振動板を2つ配置したスピーカーユニット
※ Google Home Miniには、ヘッドホンで多く採用されている40mmドライバを搭載したスピーカーが採用

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Google Homeに対応している製品やサービスは、Google Chromecast、Wi-Fi内蔵LED照明器具Hue、Googleカレンダー、Google Play Music、Spotify、ルンバ(一部機種/11月初旬対応予定)、Netflix(要Chromecast)など様々。

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ニュースサービスではNHKラジオニュースや日経電子版NEWS、スポニチアネックスなどが対応しており、今後更に対応機器やサービスが拡充されていく見込みです。

Google Homeを開封!アロマデュフューザーのようなお洒落なフォルムのスマートスピーカー

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箱の中には本体とACアダプタ、初期セットアップの起動方法などを説明したカードが入っています。

音声コマンドをまとめたカードも入っているので、最初に目を通しておくと”Google Homeで何が出来るのか”ザックリと理解できます。

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肝心のGoogle Homeは、筒型のスマートスピーカーになっていて、見た目はどこかアロマデュフューザーのようなデザイン。職場や自宅、リビングや寝室など場所を問わずどこに置いてもお洒落。

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裏面にはマイクを一時的にオフにすることが出来るミュートボタンが搭載。誤認識を防ぎたい場合やプライバシー保護の観点で不安な時に押下することになります。

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スピーカー部分はファブリック生地になっており、内部にはデュアルパッシブラジエーターを搭載したスピーカーが搭載。

音楽を視聴してみると、若干篭っているような感じがあるものの、低域と高域がしっかりと出ているので、自宅で音楽を聴く分には十分な音質です。

音の広がり方や音量は申し分なく、360度スピーカーは音の広がり方が特に秀逸で、部屋の中央付近に置けば、部屋の中を移動してもどこでも同じ音量で音楽を楽しめます。

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Google Homeは据え置きタイプのスマートスピーカーになるので、電源は底面にL字プラグを差し込み、付属のACアダプタでコンセントから給電する必要があります。

ACアダプタから伸びる電源コードの長さは約2m近くあるので、市販品の延長ケーブルを使用することなく、割と自由な場所に設置できると思います。

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上部は操作パネルになっていて、左右にドラッグすることで音量の調整、タップで音楽の再生と一時停止、長押しでGoogleアシスタントを手動起動することができます。

基本的には「OK!Google!〜」と話掛けるだけで、ボリューム等の調整ができるので使用頻度は少ないものの、電話を受話した時など「OK!Google!」とは言えない状況になった時に役立ちそうです。

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実際に使って感じたGoogle Homeの魅力

実際にGoogle Homeを使ってみると、正直スマートスピーカーを軽視しすぎていた感が否めなく、良い意味で予想を裏切られました。

Google Homeをリビングにポンッと置いておくと、朝起きたときに「OK!Google!おはよう」と声を掛けるだけで、現在の時刻と気温と天気、予想最高気温と最低気温、天気予報、最新のニュース(NHKラジオニュース等)が自動で再生されるので、日課になっていた天気予報や一般ニュースを調べる手間が無くなりそうです。

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マイクの集音性能が本当に優れていて、リビングに設置したGoogle Homeに隣接したキッチンから“普通の声量”で声を掛けても十分に認識されました。

料理中に食材が切れた時、Google Homeに「OK!Google!買い物リストに卵を追加」と声を掛けるだけで、Google Homeが自動で買い物リストを作成してくれるので本当に便利。もうスマホでメモを作る必要も無いですし、即座に声で買い物リストを更新出来るので買い忘れも無くなりそう。

他にも音楽サービスとの連携がすごく便利で、仕事をする時に「OK!Google!集中できる曲を再生して」と話しかけるだけで、Spotifyでディープフォーカスが再生されるのもこの上なく最高です。夕飯を食べる時は「OK!Google!カフェミュージックを再生して」とお願いするだけで、何だかワンラックアップした夕飯になりそう。

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Google Homeは、噛めば噛むほど美味しくなるスルメのような、毎日使い続けることで利便性に気が付き、気がつけば必需品になるタイプのガジェット。

私自身、購入前は必要性に疑問を感じていましたが、使えば使うほどスマホやPCでしていた操作が声だけで済むことがわかるようになり、Google Homeの利便性と魅力をヒシヒシと実感しています。

またGoogle Homeは連携サービス”IFTTT”にも対応しているので、レシピを活用することで更なる可能性が見つかりそうです。

Google Homeは、Google Store、ヨドバシカメラ等の家電量販店、楽天ショップ等で購入可能です。楽天ショップで購入する場合は、楽天ブックスの商品と同時に購入することで、ポイントが5倍になるキャンペーンが実施されているので、購入する場合はエントリーをお忘れなく。

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著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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