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【iOS8.3】子供のiPhoneやiPadの使用時間をアクセスガイドで制限する方法

「スマホ依存症」になるのは大人だけでは無く、小さな子供も例外ではありません。
AppStoreのアプリもかなり増え、お子さんがiPhoneやiPadのゲームアプリで1日中遊んでいる..なんてご家庭もあるのではないでしょうか?
取り上げてしまえばやめさせる事は可能ですが、取り上げるにも体力も使いますし、出来れば取り上げたくは無いですよね。
以前まではタイマーを使って制限するしかありませんでしたが、iOS8からはアクセスガイド単体で「使用時間制限」が出来るようになりました。

アクセスガイドで出来る事

アクセスガイドを使うと、以下のような制限を掛ける事が出来ます。

  • ボタンの制限が出来る(ホームボタンやスリープボタンの禁止など)
  • 指定範囲のタップ制限
  • 使用時間の制限

使用時間に達した場合は、制限を掛ける際に設定する「制限用パスコード」で解除するまで一切操作が出来ないので、お子さんが勝手に解除して遊び続ける心配もありません。

アクセスガイドの設定方法

「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「アクセスガイド」の順にタップ。
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「アクセスガイド」をオンにし、アクセスガイド用のパスコードと時間制限のサウンド等を設定する。
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制限中でも操作を可能にするアプリを起動し、ホームボタンを3度押すとアクセスガイドが起動するので、左下の「オプション」をタップ。
※ 「開始されました」と表示され、オプションボタンが表示されない場合は、再びホームボタンを3度押すと表示されます。
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各種ボタン押下可否と制限時間を設定して「完了」をタップ。
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アクセスガイドを開始するには右上の「再開」をタップ。
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アクセスガイドが開始された旨が表示されます。
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制限時間に達した後は、ホームボタンを3度押してアクセスガイド用パスコードを入力してアクセスガイド解除しない限りは、他操作が一切できなくなります。
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アクセスガイドは、制限時間の有無を問わずホームボタンを3度おして表示される画面で、アクセスガイド用解除パスコードを入力する事で、いつでも解除する事も出来ます。

つぶやき

kogoto_prof
iOS8でもタイマーを使って制限時間を設けている人って意外と多いと思います。
「アクセシビリティ」って、あまりアップデートされても注目されないんですよね。
今回は子供を対象としましたが、自身がスマホ依存症で悩んでいるのであれば自制心をサポートする設定としても活用出来ると思います。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメント欄

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. こんな機能があったとは!
    ありがとうございます。

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