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【iPhone X】バッテリーを長持ちさせるには色の反転と黒い壁紙が効果的

iPhoneを使う上で切り離せないバッテリー問題。iOS11.1で、以前よりもバッテリーの駆動時間が改善されているようですが、今もなおバッテリードレインの問題を訴える声が相次いでいます。

バッテリーを長持ちさせる方法として、明るさの自動調節をオフ、Wi-FiやBluetoothを使用しない時はオフにするなどは鉄板ですが、iPhone Xでは黒い壁紙の適用、色を反転(スマート)、カラーフィルター(グレイスケール)が、バッテリーの節約効果が高いようです。

反転と黒い壁紙でバッテリーを大幅節約

iOS11以降をインストールしたiPhoneでは、設定一般アクセシビリティディスプレイ調整色を反転反転(スマート)をオンにすることで、iOSの配色レイアウトを黒色基準に変更することができます。

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AppleInsiderによると、上記の反転(スマート)をオフにして、画面の明るさを最大輝度に設定し、Safariで白色背景且つ黒文字のWEBページ(Reddit)を静的に表示し続けたところ、3時間で約72%ものバッテリーを消耗。

しかし、反転(スマート)をオンにすると、3時間で約15%程度のバッテリーしか消耗せず、結果的に約58%ものバッテリー残量を節約することができるようです。

また黒色のシンプルな壁紙を適用するのもバッテリーの節約として効果的のようで、最大輝度でホーム画面を3時間表示し続けても、バッテリー残量が約23%程度しか消耗しないとのこと。

(カラフルな壁紙を適用したホーム画面を3時間表示し続けると、約39%ものバッテリーが消耗)

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反転(スマート)にあわせて、設定一般アクセシビリティディスプレイ調整カラーフィルタグレイスケールを使用することで、更にバッテリーの節約効果が望めるようです。

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但し、グレイスケールを適用した場合、写真やメディアの色味も失われてしまうので、バッテリーを節約するための設定としては反転(スマート)黒い壁紙までに抑えた方が良いかと思います。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメント欄

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  1. Android端末は(今は違うかもしれませんが)「壁紙無し」が裏技で出来るんですよね。壁紙無しにすると速さも電池の持ちも段違いでした…Android歴はかなり短かかったのですがw

    で、SEの場合。
    「反転(スマート)」が説明書きと異なり、クラシック同様に全部反転します(苦;)ゞ
    Appleにも報告します〜

  2. 追記

    失礼致しました。
    反転(スマート)の画像が反転する件、検索したところ未対応のアプリが多いとの事でした。
    まさかそれにsafariが含まれているとは…
    と、いうことで、Appleへの報告もやめました。
    結構気に入ったので、AssistiveTouchに付け加えます。

    • iPhone XでもSafariは反転するようです(・・;)
      体感でもバッテリーの持ちがよくなった気がするので、今後のアップデートで対応アプリが増えると、より実用的になりそうです。

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