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【iPhone】iOS13.5の発熱問題、Safariなどのブラウザアプリ使用時に熱くなる事例も

先日iOS13.5でiPhone本体が発熱する事例を紹介しましたが、その後も海外を中心に報告が増え続けており、最近では標準ブラウザアプリ「Safari」の使用中にも発熱する事例が複数報告されています。

Safariなどのブラウザアプリ使用時にもデバイスが高温に

iPhoneで負荷の高いアプリ(3Dゲームなど)を使用するとデバイスが熱くなる場合がありますが、iOS13.5アップデート以降、Safariや電話などといった比較的負荷の軽いアプリでもデバイスが高温になる事例Appleサポートコミュニティで報告されています。

I have been experiencing overheating on my iPhone 11 Pro Max after the iOS 13.5 update even with minimal usage (eg. Safari web browsing). Anyone else having this issue as well?

I was experience same issue also.. using 11 pro max and always on call while sleep and causing serious heat after 1hour and 40minutes. Really notice the issue because before 13.5 this issue wasnt occurred on 13.4.1. Apple please check this issue

I having the same issue with my i phone 11 pro. I have upgraded to ios 13.5 and getting overheated while doing simple web browsing and some times lagging. Hopes that Apple will fixed those bugs soon.

Same issue with my iPhone XS Max. Normal usage like web browsing using safari, opening weather app and similar non-intensive stock apps or other ight apps. Phone just heats up so much. 🙁

周囲の環境(気温、温度)の影響を受けてデバイスが高温になる場合もありますが、Appleサポートコミュニティでは「iOS13.5アップデート前と同じ使い方をしても熱くなる」との声もあり、iOS13.5自体に何らかの問題があるのではとの見方を示すユーザーも増えています。

カーナビアプリ使用後間もなく画面の明るさが制限

iOS13.5でiPhoneが高温になる問題は筆者のiPhone 11 Proでも生じており、iOSアップデート直後からYahoo!カーナビ使用時にデバイスが異常なほど熱を帯びるようになってしまい、つい先日もナビ開始後間もなくしてiOSの保護機能により画面の明るさが限界まで暗くなりました。

もちろん車内はエアコンで涼しくなっており直射日光が当たっていない状態での使用、またiOSアップデート前は明るさが制限されるほどの高温になったことは一度も無いので、周囲の環境云々では無くiOS13.5が何らかの影響を与えたとみていますが、根本的な解決方法が見つかっていないので現在は使用を控えています。

iPhoneが高温になると生じる現象(一部)

  • 充電が遅くなる、停止する。
  • Face IDの機能が停止する。
  • ディスプレイが暗くなる、何も表示されなくなる。
  • 携帯電話無線が低電力モードになり、電波が弱くなる。
  • カメラのフラッシュが一時的に無効になる。
  • グラフィックを多用するアプリや機能、AR対応アプリや機能のパフォーマンスが低下する。

アプリのアップデート、もしくはiOSアップデートによる改善

iOS13.5アップデート適用後、Safariなどのアプリ使用時に異常なほど熱を持つ場合、アプリそのもの使用を控えるか以下の設定を変更するなどして様子を見るしかありません。

  • 設定バッテリーバッテリーの状態最適化されたバッテリー充電をオフ。
  • 設定一般Appのバックグラウンド更新の設定を見直す。
  • 設定一般リセットすべてのコンテンツと設定を消去を試す。(要バックアップ作成、復元)
追記

設定Apple IDiCloudSafariをオフにすることで改善する場合もあるようですが、iCloudによる同期ができなくなるほか、”iPhoneから削除”をタップするとブックマーク等が消失するので注意してください。念の為にも試す場合はブックマーク等のバックアップを作成することを強くお勧めします。

また設定Apple IDで使用していない古い端末をアカウントから削除することでも解決する場合があります。

アプリそのものに負荷が掛かるような処理の問題がある場合、アプリのアップデートで改善する可能性も考えられますが、もし複数のアプリで発熱がみられる場合はiOSによる影響の可能性が高く、その場合はiOSアップデートによる改善を待つ必要があります。

関連記事【iPhone】iOS13.5で本体が熱い、発熱するなどの問題が一部で報告

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメント欄

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  1. 発熱問題
    iOS13.4.1のままですがみなさんと同じくここ1,2週間、バッテリーが異常に熱くなりやすい。
    なのでOSの問題なのかは疑問。

    SafariやSmoozのブラウジングや充電するだけで異常に熱いです。

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