Appleがプレスリリースとして、iOS 11.3の新機能などを紹介したプレビューを公開し、開発者向けにベータ版の配信を開始しました。
さっそくYouTubeなどでiOS 11.3 betaの情報が公開され、プレビューでは明かされなかった「メッセージアプリのiCloud対応」など、新機能が続々と判明しています。
iOS 11.3で追加が見込まれる未発表の新機能
9To5MacがYouTubeにiOS 11.3 beta 1のハンズオン動画を公開しました。
動画ではメッセージアプリのiCloud対応を説明する画面、App Storeのアップデートタブにサイズやバージョンが表示されている画面などが映されています。
上記動画を見る限りでは、次の機能がiOS 11.3で追加される見込みのようです。(ベータ時点の情報なので今後変更や削除となる場合があります)
- iOSアップデート直後に表示されるプライバシー画面に、機能別に詳しいプライバシーの扱いを確認できる画面が追加
- プライバシー設定のアプリアイコンが青色のデザインに変更
- プライバシー設定の画面にニュースアプリに関するプライバシーを確認出来るリンクが追加
- App Storeのアプリ購入画面に、”ダブルクリックでインストール”を説明したアイコンとテキストが追加
- メッセージアプリがiCloudに対応
- メッセージアプリの写真等の添付ファイルをiCloudに保存できる
- 新しいAppleデバイスでサインインすると、すぐにすべてのメッセージが表示される
- チャットを削除すると、すべてのデバイスから該当のチャットが削除
- App Storeのアップデートタブで、アップデートのサイズやバージョンが表示
- iBooksの名称がBooksに変更
- 新しいApple TVリモートインターフェイス要素とSiriをサポート
- 複数の部屋のスピーカーで音楽を再生できるAirPlay2が追加
次はAppleがプレビューとして発表済みの新機能や変更点です。
- アニ文字にクマ、ライオンドラゴン、ドクロが追加
- 参加しているヘルスネットワークや病院のオンラインアカウントから得ている情報を管理できる”Health Records”が追加
- メッセージに”Business Chat”機能が追加
- バッテリーの健康状態を確認できる機能が追加
- バッテリーの劣化による性能低下をオフにする機能が追加
- Apple Musicのミュージックビデオが広告無しで連続再生に対応
- ARKitがARKit 1.5にアップデート
- 既存アクセサリをHomeKitに対応する開発者向けの新手法の追加
- Advanced Mobile Location(AML)に対応
メッセージアプリのiCloud対応は、添付ファイルをiCloudに逃がしてストレージに空きを作ることができそうなので、空き容量が圧迫しているデバイスであれば活躍しそうです。
またApp Storeのアップデートタブにアップデートのサイズ(容量)が表示されるとのことなので、モバイルデータ通信でアップデートを適用するか迷うことも無くなりますし、いざアップデートを適用したら予想以上にサイズが大きかった..なんてことも無くなりそうです。
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