iOS11.2がリリースされてから1週間以上が経過しましたが、TwitterやSBAPPのコメント欄で「バッテリーの減りが早い」との声を多く見かけます。
バッテリーの減りが早い「バッテリードレイン」は、iOS11.1頃から報告が多くなった印象を受けますが、iOS11.2でもバッテリーの駆動時間に関しては改善していないようです。
iOS 11.2のバッテリー減り、試しにGPSログのアプリ走らせたら30分で20%強減った。iPhone7が8年落ちの3GSより持ちが悪いんだけど
— Ascomoid (@Ascom) 2017年12月8日
iOS 11.2にしたらバッテリーの消耗激しい〜😫
— YShintome (@YShintome) 2017年12月5日
iOS11.2のバッテリー駆動時間の比較動画
YouTubeでは、海外を中心にiOS11.2とiOS11.1.2のバッテリー駆動時間をテストした動画が幾つも公開されています。
iDeviceHelpが公開した比較動画では、アップデート前後のバッテリー完全放電までの様子が映されていますが、どちらもバッテリーの持ち時間に大きな差は無く、iOS11.2でバッテリーの持ちが改善したとは言えない結果になっています。
iAppleBytesが公開したGeekBenchのバッテリースコアの比較動画でも、iOS11.1〜iOS11.2では概ねスコアが横並びになっています。
バッテリーの持ちは環境によっても左右する
iPhoneのバッテリーの駆動時間(持ち時間)は、周囲の環境(主に温度)でも大きく変化します。
iPhoneは周囲の温度が0度以上の環境が推奨されているので、温度が0度を下回る環境でiPhoneを使った場合、バッテリーが通常よりも多く消耗するようになったり、動作が不安定になる場合があります。
iOS デバイスは環境温度 (周囲の温度) が 0° ~ 35℃ の場所でお使いください。低温下や高温下では温度調整のためにデバイスの動作が変化することがあります。動作温度を下回る極端な低温下で iOS デバイスを使うと、バッテリーの消耗が早くなったりデバイスの電源が切れたりすることがあります。
引用:Appleサポートページ
朝の冷え込みで気温が氷点下になる地域、ウィンタースポーツにiPhoneを携帯する場合、寒いロッカーの中などにiPhoneを保管する場合などは、特に注意が必要です。
もしiPhone Xでバッテリーの持ちが悪く悩んでいるのであれば、黒色の壁紙を適用、グレースケールを活用することでバッテリーを節約出来ます。
詳しくは以下の記事で解説しているので、そちらを御覧ください。
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