iOSにはバッテリー消耗を抑えることが出来る機能「低電力モード」が備わっていますが、今回は低電力モードと併用することで、より効果的にiPhone Xのバッテリー消耗を抑える小技を解説します。
以前にお伝えした、バッテリーを長持ちさせるには色の反転と黒い壁紙が効果的の記事で解説した方法を応用したテクニックです。
低電力モードとアクセシビリティの併用で節電効果アップ
iPhone Xに搭載されたOLEDディスプレイは、白色の発色時に電力を使用しバッテリーを消耗する傾向があります。
対策として、黒色の壁紙の適用、UI(ユーザーインターフェース)全体を暗くするグレースケールなど、画面から白色を取り除く設定をすることで、バッテリーを節約することができます。
今回はそれらのテクニックの応用で、より簡単に「低電力モード+グレースケール+スマート反転」を有効化することが出来るようになる小技です。
通常はアクセシビリティの設定項目を変更する必要がありますが、今回の小技を使用することで、簡単なサイドボタンの操作だけで、iPhone Xで効果的とされるバッテリーの節約設定を適用することができます。
- 設定→一般→アクセシビリティ→ディスプレイ調整→カラーフィルタ→カラーフィルタ(オンにする)→グレイススケールの順にタップ。設定後は再びグレイススケールをオフに戻す。
- 設定→一般→アクセシビリティ→ショートカット→で、カラーフィルタと色を反転(スマート)にチェックを入れる。
準備はこれで完了です。
あとはバッテリーを節約したい時は、画面右上を下にスワイプして、バッテリーボタンをタップして低電力モードをオン。
※ 低電力モードのボタンは設定→コントロールセンター→コントロールをカスタマイズ→低電力モードの[+]をタップで追加できます。
低電力モードのバッテリー節約効果を更に高め、可能な限りバッテリーを節約したい場合は、iPhone Xのサイドボタンを3回クリック。

メニュー内のカラーフィルタと反転(スマート)をタップするだけで、簡単にオンオフ切り替えることが出来ます。
カラーフィルタや反転(スマート)は、画面の色味が大きく変化してしまうので、バッテリーをガッツリ節約したい時にだけ活用するのがベスト。
今回解説したショートカットを使う方法であれば、必要に応じて簡単にオンオフ切り替えることが出来るようになるので、ぜひ設定してみてください。出先でバッテリー残量がピンチな時に役立ちます。
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