8月11日頃からiPhoneの設定から「iPhoneを探す」をオフにしても、アクティベーションロックが解除されない不具合が報告されています。
アクティベーションロックにより売買トラブルも
iPhoneを含むiOS端末には、端末盗難時の不正利用を防ぐ機能として「アクティベーションロック機能」が備わっています。
アクティベーションロックが掛かった端末では、初期化時にApple IDが要求されるため、端末を譲渡・売買する場合は設定→Apple ID→サインアウトをタップし、アクティベーションロック(iPhoneを探す)を解除する必要があります。
しかし、8月11日頃からiPhoneを探すをオフにしてもアクティベーションロックが解除されず、設定→一般→リセット→すべてのコンテンツと設定を消去すると、Apple IDの入力が要求される事例が報告されています。
今回の不具合により、一部の中古携帯電話取扱店ではiOS端末の買取を一時停止する事態にもなっており、現在も根本的な解決方法が見つかっていない状況が続いています。
iCloudサーバーのデータ不整合が原因?
アクティベーションロックが解除されない問題は、全てのiOS端末で生じている訳では無く、ごく一部のiOS端末で発生しています。
1年ほど前にも似た問題の相談を受けたことがあり、当時はApple IDの持ち主がAppleサポートセンターに連絡することで、アクティベーションロックを解除することができました。
アクティベーションロックの不具合は時間経過で改善する可能性も考えられますが、Apple IDの持ち主がAppleサポートに連絡することが解決の近道かもしれません。
もし今回の件について改善策や情報をお持ちの方がいましたら、コメントにて教えて頂けますと幸いです。
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