先日リリースされたiOS10.1では、Apple Payが日本国内でも利用出来るようになった他、標準マップアプリが大幅にアップデートされました。リリースノートでは以下のように“乗り換え情報の対応”のみ案内されていますが、他にも電車運行情報(遅延/運休等)やSuicaとの連携機能、線路の路線別色分けやナンバリング表示の対応などが行われています。
- あらゆる主要な電車、地下鉄、フェリー、長距離バス、および東京、大阪、名古屋の地方路線バスの交通機関情報をサポート
- 地下街の構内図や主要駅間の徒歩経路も含めた、駅構内の案内標識に基づいた乗り換え情報
- 経路別の料金比較
1.Suicaの残高不足警告に対応
2.電車の遅延や運休、その他勧告の表示に対応
3.Apple Payに関する情報が追加
4.路線別に色分けがされ、ナンバリング表示に対応
5.公共交通機関を使ったルート案内に対応
6.バスターミナルやバス停の時刻表表示に対応
7.JR駅の遅延・運休等の情報表示に対応
Suicaの残高不足警告に対応
Apple PayにSuicaを登録している場合、マップアプリで交通機関を使ったルート案内をした際に、Suicaの残高が不足していると左上に「My Suica残高不足」と警告が表示されるようになりました。
電車の遅延や運休、その他勧告の表示に対応
JRなどの路線を含むルート案内をした際に、ルート案内の経路で勧告情報が発表されている場合は、上部に警告が表示されるようになりました。
勧告情報には遅延や運休などの情報も含まれています。
Apple Payに関する情報が追加
マップ上の店舗を選択すると”役に立つ情報”として、Apple Payの対応情報が表示されるようになりました。またマップで「Apple Pay」と検索すると、表示エリア内のApple Pay対応の店舗がマーカーで表示されるようになりました。
路線別に色分けがされ、ナンバリング表示に対応
電車の線路が路線別に色分けされ、アルファベット2文字と数字を組み合わせた”駅ナンバリング”の表示に対応しました。
公共交通機関を使ったルート案内に対応
目的地を検索後にメニューバーの「交通機関」をタップすることで、公共交通機関を使った経路を調べることが出来るようになりました。交通機関オプションを選択することで、バスや電車など特定の移動手段に絞りこむことが可能です。
バスターミナルやバス停の時刻表表示に対応
マップ上のバスターミナルやバス停をタップすることで、バスの出発時刻(時刻表)を確認することが出来るようになりました。また検索ボックスに「バス停」と入力すると、周囲のバス停がピン表示されます。
JR駅の遅延・運休等の情報表示に対応
マップ上のJR駅をタップすることで、各方面の遅延や運休情報、発車時刻などを確認することが出来るようになりました。
マップアプリのアップデートはあまり話題になりませんが、iOS10.1の大きな改善点と言っても良いぐらい、利便性が大きく向上しています。リリースノートでマップアプリに関するアップデート内容が大きく省かれているのが本当に疑問です。
記事で紹介した新機能は、全て手探りで見つけたものになるので、もしかすると他にも何らかの機能が追加されているかもしれません。もし記事に掲載しきれていない機能をご存知の方がいれば、是非コメントにて教えて頂けますと幸いです。
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