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【iPhoneの写真から個人情報が漏れる】デフォルトの設定は危険!

「写真から個人情報が漏れるって本当?」
本当です。写真を撮った場所が特定される可能性があります。
Googleマップでピンポイントで表示されます。

実際にどうやって特定されるの?

iPhoneで写真を撮ると、写真にメーカー名やモデル名などが記録されます。
単にメーカー名やモデル名だけであればどうといったことはないのですが、位置情報も記録されます。
この情報の事を「EXIF情報」といいます。
Exif情報を確認した画像
Exif

実際には、緯度、経度、標高となっている項目に値が入り、地図で開くと具体的な位置を特定できます。

位置情報って絶対追加されるの?

位置情報はiPhoneの設定次第で有無が決まります。
また、アプリを使ってExif情報を消去することも可能です。
今日は位置情報の設定と既に撮影した写真からExif情報を消去する方法をご紹介します。

何をどう設定すればいいの?

iOS6を前提で説明します。
iOS5でも類似した項目から設定可能です。

まず、設定 -> プライバシー -> 位置情報サービス と進みます。
Exif

するとリストの中に位置情報を取得しているアプリが一覧で表示されます。
このなかで「カメラ」の項目をオフにしてください。
デフォルトのカメラ以外を使っている人は、使っているアプリの項目をオフにしてください。

この設定を行えば「設定後から撮影した写真には位置情報が追加されません。」

既に撮影済の写真からExif情報を消去したいんだけど・・

Looksというアプリを使えば位置情報を削除できます。

blankLoooks
カテゴリ: 写真/ビデオ
無料
※最新価格はAppStoreを確認して下さい。
AppStoreからダウンロード

起動をすると写真の情報画面が表示されます。
右上にあるアイコンをタップするとカメラロールが表示されるので、Exif情報を削除したい写真を選択してください。
Looks

一番下にあるEXIFを削除して保存をタップしてください。
Exif

位置情報はN/Aに変更されます
備考ですが、PhoneのスクリーンショットにはExif情報が付加されません。

これで安心!

Exif情報は、重要なプライバシー情報が詰まった情報でもあります。
位置情報が付いた写真は、安易に人に渡さないようにしたほうが良いかもしれません。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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