iOS13.6.1アップデートを適用した一部のiPhoneで接触確認アプリ「COCOA」の使用日数がリセットされる、初期設定画面が表示される問題が多数報告されています。
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iOSやアプリのアップデートで使用日数がリセットされる
iPhoneをiOS13.6.1にアップデートしたユーザーから、接触確認アプリ「COCOA」で使用日数がリセットされたり、利用規約やプライバシーポリシーの同意を求める初期画面が表示される事例が報告されています。
接触確認アプリ COCOA をリリース当初からインストールしていましたが、今日何となくアプリを起動したら初期設定画面となり、運用も0日となりました。
心当たりはiOS13.6.1へのアップデートですが、メールサポートには報告しました。 pic.twitter.com/THgW74hf58— tw (@tw_0311) August 26, 2020
また一部ではiOSアップデートに限らず「COCOAをアップデートしたところ使用日数がリセットされた」との声もあったので、COCOAを使用されている場合は定期的にアプリ本体を起動して初期設定画面が表示されないか確認するようにした方が良さそうです。
COCOAのログを解析して接触情報を確認する手順
COCOA起動時に再び初期設定画面が表示された際に、これまで正常にトラッキングされたかどうかを確認する場合は、設定→プライバシー→ヘルスケア→COVID-19接触のログ記録→接触チェックの記録の順にタップし、蓄積情報(ログデータ)が保存されているかどうかで判断できます。
また蓄積情報(ログデータ)の中に感染者との接触を記録する物があるかどうかは、以下の手順でショートカット『接触確認アプリ「COCOA」ログ解析』を使用すると確認できます。
- ショートカット『接触確認アプリ「COCOA」ログ解析』のダウンロードページを開き、ショートカットを入手をタップ。
※ ダウンロードリンクを開いた際に「ショートカットを開きますか?」と表示される場合は開くをタップ。
- ショートカットアプリが起動し「ショートカットを追加」の画面が開くので、画面を一番下までスクロールして信頼されていないショートカットを追加をタップ
- 設定→プライバシー→ヘルスケア→COVID-19接触のログ記録→接触チェックの記録の順にタップし、画面を一番下までスクロールして接触チェックの記録を書き出すをタップ
- シェアシートを下までスクロールしてアクション接触確認アプリ「COCOA」ログ解析をタップ
- ショートカットが起動してログの解析が行われ、接触ログの有無などが画面に表示されます
※ (追記) こちらの不具合はiOS13.5の頃にも生じていたようで、iOS13.6.1〜報告が増加している傾向があります。
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