iPhoneなどiOSデバイス向けに、接触確認アプリ「COCOA」のver.1.2.2アップデートが配信されています。今回のアップデートでは、一部の端末で利用開始日(使用日数/利用日数)がリセットされる不具合の修正が行われています。
目次
COCOAの使用日数、利用開始日がリセットされる不具合が修正
iOS版の接触確認アプリ「COCOA」のver.1.2.2アップデートでは、iOSアップデート適用後などのタイミングに利用開始日(使用日数/利用日数)がリセットされる不具合の修正が行われています。
一部の端末で、アプリが初期化されたように見えてしまう(利用開始日がリセットされる、利用規約等への同意画面が再度表示される)不具合を改善しました。
使用日数のみがリセットされログは蓄積されていた
COCOAの利用日数がリセットされる不具合は昨年のiOS13.Xの頃から報告が続いており、iOSアップデート適用後にCOCOAを起動すると初回のみ表示される利用規約の同意画面が再表示される場合がありました。
iOSアップデート後にCOCOAの使用日数がリセットされたとしても、設定→接触通知→接触のログ記録の状況→接触チェックの記録にログが残っていたことから、あくまで使用日数だけがリセットされる不具合だと推察していました。
※ iOS13.Xの場合は、接触ログは設定→プライバシー→ヘルスケア→COVID-19接触のログ記録→接触チェックの記録で確認できます。
今回のアップデート内容を記載したリリースノートに「アプリが初期化されたように見えてしまう」とあることから、推察通り接触通知そのものには影響が無かった不具合のようです。
COCOAをアップデートする手順
iPhoneでCOCOAを最新バージョンにアップデートするには、App Storeの下段メニューからTodayタブを開き、画面右上のアカウントボタンをタップ。画面を下に引っ張るとアップデートリストに「COCOA」が表示されるので、項目横にあるアップデートボタンをタップして適用してください。
もしアップデートリストにアップデートボタンが表示されない不具合が生じている場合は、こちらのリンクからCOCOAの配信画面を開くことでアップデートボタンが表示されます。
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