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【Apple】新型AirPods(第2世代)が発売 初代AirPods(第1世代)との違いなどを比較

AppleがワイヤレスイヤフォンAirPodsの新型となる「AirPods(第2世代)」を発売しました。デザインやカラーバリエーションなどの大幅な変更は無く、内蔵チップなどが進化したアップデート版となります。

今回はApple公式サイトのAirPods(第2世代)販売ページや技術仕様ページから読み取った、AirPods(第2世代)の特徴やAirPods(第1世代)との違いについて比較・まとめました。

H1チップ搭載により切替速度や通話への接続速度が向上

内蔵チップが接続デバイスの切替速度が最大2倍、電話の通話への接続時間が1.5倍となる“H1チップ”にアップグレードされています。またゲームプレイ時のレイテンシ(遅延)が最大30%低減しているようですが、ワイヤレスイヤホンである以上は遅延が無くなる訳では無いので、遅延が致命的な音楽リズムゲームなどでは使用が厳しいかもしれません。

Hey Siriに対応し完全ハンズフリーに

AirPods(第1世代)では本体をダブルタップすることでSiriを起動できましたが、AirPods(第2世代)では音声でSiriを起動できる「Hey Siri」に対応しました。「Hey Siri、音楽を再生して」「Hey Siri、音量を上げて」など、完全ハンズフリーで操作ができます。

連続通話時間が向上するも、再生時間は変化無し

AiPods(第2世代)では、充電ケースとの併用の場合は最大18時間(第1世代比+7時間)、1回の充電で最大3時間(第1世代比+1時間)、15分の充電で最大2時間(第1世代比+1時間)と連続通話が向上しています。

再生時間に関しては第1世代と違いは無く、充電ケースとの併用で24時間以上、1回の充電で最大5時間、15分の充電で最大3時間です。

連続通話時間のみ向上した理由として、搭載チップがH1チップにアップグレードされたことで通話時の消費電力が減った可能性が考えられそうです。(バッテリー自体は変化していないと予想)

ワイヤレス充電に対応した充電ケースが同時発売

AirPods(第2世代)の発売と同時に、ワイヤレス充電(Qi)に対応した充電ケース「Wireless Charging Case」が発売されました。

Wireless Charging Case for AirPodsについては単体での販売もされており、AirPods(第1世代)を使っている場合は充電ケースのみ購入し、AirPods(第1世代)でワイヤレス充電機能を使うことが可能です。

第1世代との対応OS(デバイス)の違いに注意

AirPods(第2世代)の購入に関して、個人的に最も注意が必要なのは「対応OS」の違いです。AirPods(第1世代)はiOS 10以降、watch OS 3以降、macOS Sierra以降のデバイスをサポートしていますが、AirPods(第2世代)はiOS 12.2以降、watch OS 5.2以降、macOS 10.14.4以降を搭載したデバイスのみサポートしています。

もしiPhone 5やiPhone 5cでAirPods(第2世代)を使用している場合、これらの機種はiOS 12(iOS 12.2)にアップデートすることができず、AirPods(第2世代)を使うことができないので注意してください。

AirPods(第1世代)
iOS 10以降を搭載したiPhone、iPad、iPod touchのモデル
watchOS 3以降を搭載したApple Watchのモデル
macOS Sierra以降を搭載したMacのモデル

引用:AirPods(第1世代)技術仕様

AirPods(第2世代)
iOS 12.2以降を搭載したiPhone、iPad、iPod touchのモデル
watchOS 5.2以降を搭載したApple Watchのモデル
macOS 10.14.4以降を搭載したMacのモデル

引用:AirPods(第2世代)販売ページ

AirPods第2世代の進化した点をまとめると

これまでの特徴や第1世代との違いをまとめると..

  • H1チップ搭載によりデバイスの切替速度が最大2倍、通話への接続速度が1.5倍に高速化
  • ゲームのレイテンシ(遅延)が最大30%低減
  • 連続通話時間のみ向上
  • Hey Siriに対応
  • ワイヤレス充電対応の充電ケース「Wireless Charging Case」が同時発売(単体購入可)
  • iOS 12.2以降、watchOS 5.2以降、macOS 10.14.4以降に対応したデバイスが必要

もし既にAirPods(第1世代)を使っているのであれば、Hey Siriや連続通話時間の向上に魅力を感じられないのであれば無理に購入する必要は無く、ワイヤレス充電を使用したい場合のみ「Wireless Charging Case」の購入を検討してもいいかもしれません。なお価格は以下の通りです。

  • AirPods with Wireless Charging Case(ワイヤレス充電対応ケース付属):税別22,800円
  • AirPods with Charging Case(従来の充電ケース付属):税別17,800円
  • Wireless Charging Casefor AirPods(ワイヤレス充電対応ケースのみ):税別8,800円

Apple公式サイトで「AirPods with Wireless Charging Case」を確認・購入する

Apple公式サイトで「AirPods with Charging Case」を確認・購入する

Apple公式サイトで「Wireless Charging Casefor AirPods」を確認・購入する

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