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【Anker】Amazonなどで偽造品が流通していると注意喚起 正規品と偽造品の見分け方は?

モバイルアクセサリーメーカーAnkerが「Anker PowerLine ライトニングUSBケーブル」や「Anker PowerCore 20100」といった、人気モバイルアクセサリーの偽造品がAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの一部店舗で流通していると注意喚起をしています。

人気のLightningケーブルとモバイルバッテリーの偽造品

今回Ankerが確認できた自社製品の偽造品として発表したのは、高耐久のLightningケーブルPowerLine ライトニングUSBケーブル(型番:A8111021)と、20100mAhのスリムなモバイルバッテリーPowerCore 20100(型番:A1271012)の二つです。

これらの製品の偽造品については品質も保証されておらず、発火や火傷などの事故や不利益が生じたとしても自己責任となるので、偽造品を使い続けるのは危険です。

また偽造品については、Ankerの18ヶ月保証の適用外となっているので、もし偽造品と思われる製品を購入してしまった場合は、販売店に偽造品である旨を伝え、返品や正規品との交換を申し出る必要があります。

Anker製品の正規品と偽造品の見分け方

今回発表された「Anker PowerLine ライトニングUSBケーブル」と「Anker PowerCore 20100」の偽造品については、次の箇所を見ることで正規品か偽造品かを判断することができます。

Anker PowerCore 20100の正規品と偽造品の違い

正規品ではUSB端子は上向き(IQの印字側が上)に埋め込められていますが、偽造品は下向きに埋め込められており、一方のUSB端子の色がグリーンになっています。

また偽造品は、正規品に比べ「IQ」や「Input」のフォントが妙に細く、縦に伸びているかのような字になっています。

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裏面では、正規品では縁に光沢感のある材質が採用されていますが、偽造品は全体的に非光沢になっています。また偽造品には「△」のような不思議な刻印が施されています。

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偽造品は付属のポーチサイズも正しくないようで、モバイルバッテリー本体がポーチにしっかりと収納出来ていません。

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Anker PowerLine ライトニングUSBケーブルの正規品と偽造品の違い

こちらについてはパッケージ自体も正規品と大きく異なっており、偽造品にはAppleのMFi認証のロゴがプリントされておらず、「PowerLINE Lightning」のフォントも異なります。右上の「3ft」といったプリントも青背景のデザインに挿し替えられています。

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またAnkerの問い合わせ先についても偽造品では「.com」が「.con」になっているなど、誤字が目立ちます。

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Lightningケーブル本体は、正規品は端子〜根本部分が滑らかな曲線になっていますが、偽造品は角ばった形状になっており、ケーブル自体の太さも太くなっています。

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Anker製品の全般には、保証サービスを受ける際に必要となるシリアルナンバーが刻印(あるいは封入)されていますが、偽造品はケーブルにシリアルナンバーの刻印が施されていません。

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Anker製品を購入するなら直販店か正規取扱い店舗での購入を

Anker製品を購入するのであれば、次の直販店で購入すると確実に正規品を購入することができます。

もし実店舗でAnker製品を購入するのであれば、Anker公式ページで確認できる、正規取扱店舗ご案内に掲載されている店舗で購入すると良いです。

最近はAmazonでマーケットプレイス詐欺なども横行しているので、定価に比べて極端に安価すぎる商品や信用できないECサイトでは、買い物を控えた方が安心です。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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