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【レビュー】「DUNU-TOPSOUND TITAN 5」チタニウム製13mmダイナミックドライバを搭載したハイレゾ対応イヤホン

今回はサウンドアース様より提供して頂いた、チタニウム製13mmダイナミックドライバを搭載したハイレゾ対応イヤホン「DUNU-TOPSOUND TITAN 5」をレビューしていきます。

TITAN 5は低域から高域までの解像度が非常に高く、全体的な音のバランスもフラットなので、音楽のジャンルを問わず様々な音楽を楽しむことができる高級志向イヤホンです。
ダイナミック型ということもあり、音の広がり型や定位感もかなり良い感じに仕上がっています。

TITAN 5レビュー

スペック

外箱は見開くブックタイプ。
外箱は見開くブックタイプ。
ドライバー ハイレゾ音源対応13mmチタニウム製ダイアフラム採用 ダイナミックドライバー
感度 108±2dB
インピーダンス 32Ω
再生周波数 10Hz-40Khz(ハイレゾ音源対応)
コード 1.2m mmcxリケーブル
プラグ 3.5㎜金メッキプラグ
重量 24g

付属品

付属品がかなり多い。
付属品がかなり多い。
  • TITAN 5本体
  • 収納ケース
  • ケーブルクリップ
  • 6.3mmオーディオ変換コネクター
  • それぞれ音の鳴り方違う3種類のイヤーチップ(S/M/L)
  • 運動時の脱落防止用パーツ(ハウジングにかぶせる)
  • 保証書兼修理記録カード

音質

音筒は金属の粗い目と内部の金属メッシュの二重仕様。
音筒は金属の粗い目と内部の金属メッシュの二重仕様。

低域から高域までの解像度が非常に高く、楽器1つ1つの音がハッキリ聞き取れる音質です。
低域がやや強いものの、頭にガンガン響くような強さという訳では無く、全体的にどこかしっとりしていて、長時間音楽を聞いていても疲れない優しい音の作り方になっています。
ボーカルの声(中域)もバックの演奏音に押し潰されること無く、スッと耳に入ってきます。

音場(音の広がり方)もイヤホンとしては申し分の無い音の広がり方で、定位感もバッチリ掴めています。
音域全体のバランスが非常に良いので、音楽のジャンルを問わず楽しめる音質だと思います。

※音の聴こえ方は人によって異なるので、参考程度としてください。
※音質の評価はファーストインプレッションです。長時間使用後の感想は総評にて。

装着感

カナル部分が「くの字」のお陰で耳が痛くない。
カナル部分が「くの字」のお陰で奥まで入れれる。

TITAN 5はカナル部分が「くの字」に曲がっているので、かなり耳の奥まで押し込めます。
ハウジングがやや大きいので耳に当って痛いかなと思っていたのですが、実際に装着して数時間音楽を聞いてみても耳が痛くなる事は無く、全く問題はありませんでした。
ただ、ハウジングの重量がやや重いので「装着している感」は強いです。

MMCX着脱型はメリットでもありデメリットでもある

ハウジングとケーブルが分離する。
ハウジングとケーブルが分離する。

TITAN 5は、ハウジングから伸びるリケーブルを自由に脱着することが出来るMMCXが採用されています。
このMMCXにはメリットとデメリットがあります。

メリット

リケーブルを変えるだけで、自分好みの音質に変えることができるのが最大のメリットです。
もしTITAN 5を使い続けて「もう少し低域を弱くしたい」と感じた時は、低域が控えめのリケーブルに交換することで、自分の望む音質に近づけたりすることも可能です。
またリケーブルが断線してしまっても、リケーブルだけ買い換えれば良いだけなので、イヤホンを丸々買い替えるより安く済む場合もあります。

デメリット

MMCXリケーブルのデメリットは接触問題です。
オス側のプラグに遊びのあるCリングがついており、このCリングの遊びが着脱の弾みで歪んでしまうと、ノイズや音が途切れるなど、接触不良を引き起こします。
ペンチなどを使って修理できるケースもありますが、かなり細かい作業が求められますし、結果的に直せずにリケーブルの交換となるケースも珍しく無いので、耐久性については通常のイヤホンのほうが勝ります。

総評

チタニウム製13mmドライバが搭載されているということもあってか、音質については非常に透き通った綺麗な音になっていますし、低域〜高域までしっとりとした綺麗な音に仕上がっています。
当初は低域が少し強いと感じましたが、100時間超経った今では、低域の強さも少し落ち着き音全体がまろやかな感じになり、ファーストインプレッションよりも満足できる音質になりました。(エージング効果)

装着感も特に問題無く、5時間〜6時間連続で音楽を聞いても耳が痛くなることはありませんでした。
今後MMCXリケーブルの接触不良が起きないかだけが少し心配ですが、全体的に完成度の高いイヤホンになっていると思います。

TITAN 5は株式会社タイムマシンのe☆イヤホンで購入することができます。
(執筆時点価格:税込19,800円)

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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