現在のiPhoneはガラス背面パネルを採用するなど、高級感と美しさを兼ね備えた端末になっていますが、初代iPhone〜iPhone 3GSの頃までは、全体的に丸みがあり可愛らしいフォルムのスマートフォンでした。
今回はモバイルアクセサリーメーカーSpigenがiPhone10周年を祝して製作した、iPhone Xを日本では発売されなかった”初代iPhone”のフォルムに変化させるケース「Classic One」のサンプルを提供して頂いたので、さっそくレビューとしてお届けします。
iPhone Xを「ちょっと特別なiPhone」に
Classic Oneは2つのパーツを組み合わせる設計になっており、シルバーのアウターケースには硬質なポリカーボネート、ブラックのインナーケースには衝撃吸収性に優れたTPU素材が採用されています。
傷に強く質感で優れたハードケース、衝撃吸収性に優れたTPUケースの両方のメリットを兼ね備えたケースに仕上がっています。
内面のTPUインナーケースには、iPhone10周年を祝するロゴと文言「Spigen commemorates its 10th anniversary by introducing this limited-edition case inspired by the original iPhone.」が彫られています。
SpigenのiPhoneケースには衝撃分散効果のある「スパイダーウェブパターン」加工がされている物が多いですが、今回のClassic Oneは10周年を祝した文言が印字されていることもあり、スパイダーウェブパターン加工はされていません。
内面の四隅には衝撃吸収効果のある空間(エアクッションテクノロジー)が備わっています。iPhone落下時に最も衝撃がかかる四隅をしっかりと保護します。
背面は初代iPhoneをモチーフにしたシルバーとブラックのデザイン。シルバー部分はポリカーボネート素材ではあるものの、初代iPhoneのアルミボディを再現しています。
初代iPhoneのような丸みある形状は、iPhoneを手で握った時に包み込むような安心感が得られ、掌にフィットするような安心感があります。
背面のリンゴマーク部分は切り抜かれており、光が当たると反射によってAppleのロゴがキラリと光ります。
カメラ部分も余裕を持ったサイズ感で切り抜かれています。ケースの厚みによってレンズの凸が擦り傷が保護される設計になっています。
前面のフチ部分は、iPhone Xの黒色ベゼルと相性の良い光沢のある黒色のTPUフレームになっているので、ケースのフレームが強調されることも無く、見た目の一体感が優れています。
ケースのフレームはiPhoneのディスプレイ面よりも高く設計されているので、デスクに置いた時などの擦り傷も防げます。
側面のサイドボタン、ボリュームスイッチはTPUのインナーケースにより保護されています。サイレントスイッチ部分のみ切り抜かれています。
スピーカーやLightning端子部分も丁寧に加工されており、手に取った時にバリが刺さるような感触はありません。iPhoneの下部を小指で支えるような持ち方をする方でも安心して使えます。
執筆時点では、Classic OneのAmazon通常販売価格が2,850円のところ、2,190円に値下げされており、リーズナブルな価格でiPhone10周年を祝した限定ケースを手にすることができます。
「iPhone Xをちょっと特別なiPhoneにしたい」そんなことを叶えられるケースだと思います。
コメント(承認制)