今回はSoundPEATS様より、サンプルとしてBluetoothイヤホン「QY8」を提供して頂いたので、使用感や音質周りを中心にレビューします。QY8は透明感のあるクリアな音質が特徴的で、異なる形状のイヤーフックが6種類、異なるサイズのイヤーピースを3種類付属しているので、組み合わせを変えることで自分の耳の形状にフィットしたイヤフォンを作り上げることが出来ます。
QY8のスペックと音質レビュー
基本的なスペックは次の通りです。
Bluetooth:V4.1 +EDR
対応プロファイル:HSP/HFP/A2DP/AVRCP
通信距離:10m(障害物無し)
ノイズキャンセル:CVC6.0
待機状態:約175時間
通信状態:約5時間
充電所要時間:約2時間
サイズ:40*24*32mm (L*W*H)
重量:16.4g
防汗仕様
低遅延オーディオコーデック aptX対応
Bluetoothイヤホン特有の遅延もaptXにより軽減されています。
重量も16.4gと軽量且つ防汗仕様になっているので運動時の利用に最適です。
外観レビュー
外観はプラスチック素材が採用されているため、汚れや経年劣化には強いです。
ただ、どうしても安っぽい見た目なので「オシャレなイヤホンを持ちたい」といった人には不向きです。
見た目よりも重量(軽さ)やコスパを重要視するのであれば、許容範囲ではあるかと思います。
実際の写真はフォトレビューを参照してください。
音質レビュー
音域が高域低域中域の順に強く、やや高音寄りのドンシャリ音質です。
曲によってはギターやボーカルの音が少し弱く、解像度や音場の広さは価格相応(執筆時点¥2,499)といった感じが否めません。正直なところ、「これは凄い!」といった感じの衝撃はなかったものの、音が篭っているような感じは無く透明感はしっかりと確保されているので「当たり外れの無い物を探している」「リーズナブルでコスパの良いイヤホンを探している」といった方におすすめです。
※ 音質に関しては、人によって聴こえ方や感じ方が異なります。
QY8開梱フォトレビュー
梱包内容
- イヤーフック(三日月型)のSMLサイズ × 3
- イヤーフック(楕円形)のSMLサイズ × 3 (Mサイズは標準装着)
- イヤーピースのSMLサイズ × 4(Mサイズが標準装着済なので合計4つ)
- MicroUSB – USBケーブル × 1(充電用)
- クリップ × 1
- ケーブルの長さ調整用パーツ × 1
- 取扱説明書 × 1(英語)
- 収納ポーチ × 1
- QY8本体 × 1
収納ポーチを開けた時の付属品の多さに目が点になること間違い無し。
メインボタン操作
右側イヤホンのSoundPEATSのロゴが付いている面がボタンになっており、下記の基本操作をすることができます。
- 電源オン:電源オフの状態で3秒長押し
- 電源オフ:電源オンの状態で3秒長押し
- ペアリングモード:電源OFFの状態で5秒長押し
- 再生と一時停止:1度押す
- 電話に出る:着信時に1度押す
- 電話を切る:通話中に1度押す
他にもミュートや受話拒否などの操作が可能です。(説明書に記載)
ボリュームボタン操作
右側イヤホンの側面にボリューム調整ボタンとマイクが搭載されています。
ボリュームボタンは「+」や「-」といった印字では無く、突起のある点が付いているため、耳元を手探りで触った時でも何のボタンか触感でわかりやすい設計になっています。
- 音量を大きくする:点が2つ付いたボタンを押す
- 音量を小さくする:点が1つ付いたボタンを押す
- 次の曲にスキップ:点が2つ付いたボタンを長押し
- 前の曲にスキップする:点が2つ付いたボタンを長押し
充電ポート
左側のイヤホンにシリコンカバーに覆われたminiUSB端子を搭載しています。
付属のMicroUSB – USBケーブルを接続することで充電が可能です。
イヤーフックとイヤーピースの交換
最初からイヤーフックとイヤーピース共に標準サイズが装着されています。
もし装着してみて違和感を感じるのであれば、付属のパーツを使って交換することが可能です。
イヤピースについてはSMLでサイズが異なるだけですが、イヤーフックは「三日月形」と「楕円形」の2種類が入っているので、使うシーンに応じてチョイスしてください。
- 通勤通学・室内での利用:楕円形イヤーフック
- ランニングなどの運動での利用:三日月形イヤーフック
イヤーフックの向き
イヤーフックは1時〜2時方向になるよう装着して、実際にイヤホンを耳に装着してイヤーフックが耳の窪みに自然と入る角度を見つけてください。鏡を使って横目で見ながら調整すると楽です。
音質に関してはどうしても価格に左右される部分があるため、辛口気味になってしまいましたが、機能性や梱包内容、装着感諸々を含めれば、このクラスのBluetoothイヤホンを2,500円以下で購入できるのは、コストパフォーマンスとしてはかなり高いように感じます。
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