今回はsoundPEATS様よりワイヤレスヘッドセッド「Q800」を提供して頂きましたので、外観や使用感についてレビューします。
Q800は首に掛けるネックバンドタイプを採用したBluetoothヘッドセッドで、防汗性にも優れており、ランニングなどのスポーツのお供として心強い製品です。
ネックバンド部分にはバイブレーションも搭載されており、電話の着信があると首元が震える仕様になっているので、大事な電話を逃すこともありません。
Q800 フォトレビュー&使用感について
外観レビュー(写真中心)→ 使用感レビュー(文章中心)の順になります。
スペックや音質などは使用感レビューで触れています。
本体フォトレビュー
Q800の梱包内容は次の5つです。
- Q800本体
- MicroUSBケーブル(充電用途)
- イヤーピース(S/L)※ Mは標準装着。
- 固定用クリップ
- 取扱説明書
ネックバンドの右側には、受話ボタンやスライド式の電源ボタン、充電用microUSB端子などが備わっています。
内部にはバイブレーションも搭載されており、電話の着信があると振動する仕組みになっています。
左側には音楽のスキップと再生/停止ボタン。
ネックバンドの先端には磁石が入っており、イヤホンのハウジングを吸着して収納できるようになっています。
受話ボタンは、充電中やペアリング時にLEDが点灯します。
カナル型イヤホンからネックバンドに伸びる線の長さは、クリップを上下にスライドさせることで調整が可能です。
Q800の使用感について
スペック
- 通信距離 10m (障害物無し)
- 待機状態 約500時間
- 通信状態 約5時間
- 音楽再生時間 約10時間
- 充電所要時間 約2時間
使用環境によって誤差は出ますが、性能上は音楽を10時間連続で視聴できるバッテリーが搭載されています。
ワイヤレスタイプのヘッドセットとしては、駆動時間が長い方です。
Q800の魅力は安定感
Q800は首に掛けるネックバンドタイプのヘッドセットになるので、耳掛けタイプのヘッドセットと比較すると、安定感が抜群に良いです。
耳掛けタイプのヘッドセットだと、耳元に物理ボタンがあるケースが多く、運動しながら操作をするとイヤホンが外れてしまう場合が多いですが、Q800はネックバンド部分に操作ボタンがあるので、ランニングをしながら操作をしてもイヤホンが外れることがありません。
物理ボタンのサイズも大きめなので、位置さえ覚えてしまえばランニングしながらの操作も可能でした
また、イヤホンから伸びる配線の長さは、ネックバンド部分のクリップを上下することで調整できるので、走りながら使用してもタッチノイズの影響を受けること無く、お気に入りの音楽を鮮明に聴くことができます。
イヤホンはカナル型を採用。音質は低音寄り
イヤホンにはカナル型が採用されており、重量も軽くコンパクトサイズなので、耳の奥深くまで差し込むことができます。
耳の後ろから回すように装着するシュア掛けをすると、さらにフィット感が増します。
音質は、圧縮技術にAptXが採用されているので、ワイヤレスとは思えないぐらいの高音質&低遅延です。
音域のバランスとしては、低音域 > 高音域 ≧ 中音域といった感じです。
低域がブーストされている為バスドラムが強く響くので、ボーカルの声が少し薄くなるのが残念。
弦楽器の音の伸びも非常に良いので、ボサノバやJazz、カフェミュージックとの相性が良いです。
ペアリング
iPhoneとペアリングをする際は、初回のみ電源をオンにするだけでペアリングモードになり、2度目以降はペアリングしたデバイスで機器登録を解除した上で、受話ボタンを長押しするとペアリングモードになります。
ペアリングモードにした後に、iPhoneの「設定」→「Bluetooth」からQ800を選択してペアリング完了です。
Q800の弱点
素材に光沢のあるプラスチックが採用されている為、指紋が付きやすいです。
また物理ボタンが目立つデザインなので、どうしても見た目が安っぽく見えるのが少し残念。
ただ、音質や性能、装着時の安定感などは、販売価格(約3,000円)以上の性能だと思います。
運動時に装着する安価なヘッドセットをお探しの方であれば、1つの選択肢として候補にするのも良いのではないでしょうか。
※ Q800は「SN01」にアップグレードされ、ボタンの形状がやや変更された模様です。
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