SBAPP

【iPhone】2ステップ確認の復旧キーを紛失してしまった時の再発行方法

Apple IDの2ステップ確認を有効化すると「復旧キー」と呼ばれるものが発行されます。
この復旧キーは、万が一自身のApple IDにサインインができなくなった時に、必ず使用することになる重要なパスワードです。
もし復旧キーを紛失したまま放置してしまうと、最悪の場合今まで使っていたApple IDを泣く泣く手放さなければいけなくなるケースもあり得ます。

2ステップ確認を有効化したApple IDのサインインに必要な2つの条件

2ステップ確認を有効化したApple IDでは、サインインする際には以下の3つの中から2つが必要です。

  • Apple IDのパスワード
  • 信頼できるデバイス(Apple ID管理で認証した端末)
  • 復旧キー

通常であれば「Apple IDのパスワード」と「信頼できるデバイス」さえあれば、復旧キーが無くてもサインイン自体は出来ますが、次のようなケースの場合では必ず復旧キーが必要になります。

不測の事態「不正アクセス」

使用しているApple IDが不正アクセスされてしまうと、被害に遭ったApple IDはシステムによりロックされ、ロックを解除するには必ず復旧キーが必要になります。
Apple IDがロックされた後に復旧キーを再発行しようとしても、ロックされてしまったApple IDでは、復旧キーの再発行が出来る「My Apple ID」にサインインすらも出来なくなるので、ロックされた後に復旧キーを再発行することは出来ません。

こういった最悪なケースも十分考えられるので、もし復旧キーを紛失してしまっているのであれば、早急に再発行するべきです。

復旧キーの再発行方法

※ PC(Mac)のSafariを使って解説しますが、iPhoneのSafariからでも同様の操作が可能です。

My Apple ID(https://appleid.apple.com/account/home)から「Apple ID を管理」を開きサインインする。
※ 2ステップでのサインインになる為、「Apple IDのパスワード」と「信頼できるデバイス」の2つが必要です。
th_2015-08-18 10.31.29

「パスワードとセキュリティ」の「紛失したキーを変更する」をクリック。
th_2015-08-18 10.32.15

「次へ」をクリック。
th_2015-08-18 10.32.20

表示された復旧キーを「キーをプリント」から印刷をして保存するか、メモやスクリーンショットを使って復旧キーを書き留めて下さい。
書き留めたら「続ける」をクリック。
th_2015-08-18 10.33.29

先程の復旧キーを入力して「有効にする」をクリック。
th_2015-08-18 10.33.32

「新しい復旧キーが有効になりました」と表示されれば再発行完了です。
th_2015-08-18 10.34.00

つぶやき

kogoto_prof
書き留めた復旧キーは紛失しない場所に保管するようにしてください。
もしスクリーンショットとして保存するのであれば、誤って削除しないようにファイルマネージャーアプリなどをインストールして管理すると良いです。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメントを投稿する(承認後に反映されます)

*

Return Top