Apple IDの2ステップ確認を有効化すると「復旧キー」と呼ばれるものが発行されます。
この復旧キーは、万が一自身のApple IDにサインインができなくなった時に、必ず使用することになる重要なパスワードです。
もし復旧キーを紛失したまま放置してしまうと、最悪の場合今まで使っていたApple IDを泣く泣く手放さなければいけなくなるケースもあり得ます。
2ステップ確認を有効化したApple IDのサインインに必要な2つの条件
2ステップ確認を有効化したApple IDでは、サインインする際には以下の3つの中から2つが必要です。
- Apple IDのパスワード
- 信頼できるデバイス(Apple ID管理で認証した端末)
- 復旧キー
通常であれば「Apple IDのパスワード」と「信頼できるデバイス」さえあれば、復旧キーが無くてもサインイン自体は出来ますが、次のようなケースの場合では必ず復旧キーが必要になります。
不測の事態「不正アクセス」
使用しているApple IDが不正アクセスされてしまうと、被害に遭ったApple IDはシステムによりロックされ、ロックを解除するには必ず復旧キーが必要になります。
Apple IDがロックされた後に復旧キーを再発行しようとしても、ロックされてしまったApple IDでは、復旧キーの再発行が出来る「My Apple ID」にサインインすらも出来なくなるので、ロックされた後に復旧キーを再発行することは出来ません。
こういった最悪なケースも十分考えられるので、もし復旧キーを紛失してしまっているのであれば、早急に再発行するべきです。
復旧キーの再発行方法
※ PC(Mac)のSafariを使って解説しますが、iPhoneのSafariからでも同様の操作が可能です。
My Apple ID(https://appleid.apple.com/account/home)から「Apple ID を管理」を開きサインインする。
※ 2ステップでのサインインになる為、「Apple IDのパスワード」と「信頼できるデバイス」の2つが必要です。
「パスワードとセキュリティ」の「紛失したキーを変更する」をクリック。
「次へ」をクリック。
表示された復旧キーを「キーをプリント」から印刷をして保存するか、メモやスクリーンショットを使って復旧キーを書き留めて下さい。
書き留めたら「続ける」をクリック。
先程の復旧キーを入力して「有効にする」をクリック。
「新しい復旧キーが有効になりました」と表示されれば再発行完了です。
つぶやき

書き留めた復旧キーは紛失しない場所に保管するようにしてください。
もしスクリーンショットとして保存するのであれば、誤って削除しないようにファイルマネージャーアプリなどをインストールして管理すると良いです。
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