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【iPhone】有料アプリの無料トライアルが可能に 無料期間終了後は課金でフルアンロック

これまではサブスクリプション(期間に応じて料金を支払うモデル)を提供しているアプリのみ「無料トライアル」が可能でしたが、AppleがApp Store審査ガイドラインを更新し、すべての有料アプリで無料トライアルの提供が可能となることを発表しました。

無料トライアル後はフルアンロック課金で継続利用可

今回Appleが更新したApp Store審査ガイドラインは「3.1.1 App内課金」の部分。非定期購読型アプリの無料トライアル(14-day Trial)に関する記述が追記されています。(日本語ページが更新されていないため、英語ページより引用)

Non-subscription apps may offer a free time-based trial period before presenting a full unlock option by setting up a Non-Consumable IAP item at Price Tier 0 that follows the naming convention: “14-day Trial.” Prior to the start of the trial, your app must clearly identify its duration, the content or services that will no longer be accessible when the trial ends, and any downstream charges the user would need to pay for full functionality. Learn more about managing content access and the duration of the trial period using Receipts and Device Check.

引用:App Store Review Guidelines

今回の件についてはWWDC2018のセッション「Best Practices and What’s New with In-App Purchases」でも言及されており、無料トライアル期間、完全な機能をアンロックするための料金、無料トライアル終了後に使用できなくなる機能やコンテンツをユーザーに説明する必要があるとしています。

すべての有料アプリで無料トライアルが可能になる訳ではありませんが、今まで以上に有料アプリが手に取りやすい環境になりそうです。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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