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【Mac/PC】iTunes 12.7からiTunes 12.6.3に移行、インストールする方法

iTunes 12.7では、アプリの管理機能や着信音管理機能、App Storeなどの主要機能が削除されてしまいましたが、これらの機能が使用できる最新バージョンiTunes 12.6.3がリリースされています。

iTunes 12.6.3は、ライブラリの手動変更作業が伴うものの、既にiTunes 12.7にアップデート済みでもインストールすることができるバージョンになっています。

今回は実際にiTunes 12.7からiTunes 12.6.3に移行してみたので、その時の手順について書き残しておきます。

※ 今回の乗り換え作業は通常のアップデートと違い、既存ライブラリを変更する作業が伴います。
※ 誤操作によるライブラリの消失やエラー等に備えて、作業前の”バックアップ”をおすすめします。
※ iTunes 12.6.3をiTunes 12.7以降にアップデートするには、手動アップデートが必要になります。

iTunes 12.6.3のインストール手順について

  1. AppleのサポートページからiTunes 12.6.3のインストーラーをダウンロードし、install iTunesを起動。
    ※ Mac版、Win32bit版、Win64bit版が用意されています。
  2. 1_itunes_20171010_up

  3. インストーラーの指示に従って、インストール作業を進めていく。
  4. 2_itunes_20171010_up

  5. 途中システムパスワードを求められる場合は、パスワードを入力してソフトウェアをインストールをクリック。
  6. 3_itunes_20171010_up

  7. 手順1〜3でインストールを終えたら、iTunesフォルダ内のファイル「iTunes Library.itl」を適当な名前(bakup_2017_iTunes Library.itl等)にリネーム。
    ※ 念のためiTunes Library.itlをデスクトップ等、適当な場所にコピペしてバックアップしておくと尚安心。

    ※ iTunes Library.itlの場所
    Mac:ユーザー\ユーザー名\ミュージック\iTunes\
    Win:C:\ユーザー\[ユーザ名]\マイミュージック\iTunes\
  8. 5_itunes_20171010_up

  9. iTunesフォルダ内のPrevious iTunes Librariesフォルダを開き、iTunes 12.7アップデート適用前のライブラリファイル(iTunes Library yyyy-mm-dd.itl)をコピー。

    ※ iTunes Library.itlには、プレイリスト、再生回数、曲のレートなどの情報が保存されています。
    ※ 移行完了後はライブラリの中身がiTunes 12.7アップデート前の情報に巻き戻ります。
    ※ iTunes 12.7は2017年9月14日にリリースされています。選択するライブラリファイルの参考にしてください。
  10. 14_itunes_20171010_up_up (1)

  11. コピーしたライブラリファイル(iTunes Library yyyy-mm-dd.itl)をiTunesフォルダにペーストして、ファイル名を「iTunes Library.itl」にリネーム。
  12. 7_itunes_20171010_up

  13. 手順1〜3でインストールしたiTunesをMacの場合はOption、Windowsの場合はShiftを押下しながら、ダブルクリックして起動。
  14. 8_itunes_20171010_up

  15. 「iTunesライブラリを選択」が表示されるので、ライブラリを選択をクリック。
  16. 9_itunes_20171010_up

  17. 手順6でリネームしたiTunes Library.itlを選択して開く。
  18. 10_itunes_20171010_up

  19. iTunesライブラリのアップデートが開始されます。
  20. 11_itunes_20171010_up

  21. ライブラリのアップデートが完了すると、アプリの管理機能や着信管理機能、App Storeを利用できるiTunes 12.6.3が起動します。
  22. 12_itunes_20171010_up

  23. バージョン情報を確認すると、iTunes 12.7からiTunes 12.6.3に移行できていることを確認できます。
  24. 13_itunes_20171010_up

以上でiTunes 12.6.3への移行は完了です。もしiTunesでアプリの管理をされていたのであれば、iTunes 12.6.3に移行するのも良いかと思います。

ただし解説中に注釈を入れたように、ライブラリファイルがiTunes 12.7アップデート前に巻き戻るので、その点だけは注意してください。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメント欄

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  1. 記事の内容にしたがいインストールファイルをダウンロードし導入しようと試みましたが、すでに最新VerのiTunesが入っているとのメッセージが出たため、ほかの方のブログ(もう一人のY君)を参考に

    1.iTunesを削除⇒2.Apple Software Updateを削除⇒3.Apple Mobile Devices Supportを削除
    ⇒4.Bonjourを削除⇒5.Apple Application Support(32ビット)を削除⇒6.Apple Application Support
    (64ビット)を削除の上iTunes 12.6.5.3をインストールし、iTunes Library.itlを2017年4月8日のものに変更
    して、うまくバージョン情報も12.6.5.3が確認でき、iTunesの項目にもAPPが確認できました。
    導入してまもなくはそのまま使えましたが、再起動後、なんとバージョン表記が12.9.2.6に勝手に変更されています。同じこと(アンインストールから12.6.5.3を再導入・2回目)をしてもまた導入直後(30分程度)の後
    再起動するとまたまた12.9.2.6に戻っております。(めにゅーからもAPPは消えています)
    この問題解決できませんでしょうか?

    (ライブラリを外付けHDDなどで管理している場合のみ) iTunes 12.6.4を起動し, 新しいitlファイルをHDD側に上書き

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