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【iPhone】今もSafariの検索ボックスをタップすると落ちるなら「キャッシュの削除」を試してみて

先日Safariの検索候補を開くと、アプリが落ちる(クラッシュ)といった問題が世界的に発生していました。
BBCによれば、この問題はAppleのデータセンターでは無く、Safariのコーディング自体に問題があった可能性があり、現在もSafariが落ちる場合はキャッシュをクリアすることで問題が改善するとのことです。

“履歴とWebサイトデータを消去”を試す

safari
私の使用しているiPhone 6 Plusは、今朝になってもSafariの検索ボックスをタップすると落ちる状態でしたが、キャッシュを削除したところ、暫定的な対処方法として一度オフにした”Safariの検索候補”を再度オンにしてもSafariが落ちることはありませんでした。

キャッシュを削除する

「設定」→「Safari」→「Webサイトデータを消去」→「履歴とデータを消去」の順にタップ。
※ この操作を行うと履歴やクッキーも削除されるため、削除前にログインしていた各種WEBサービスなどで再度ログインが必要になります。
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もし上記のキャッシュ削除で改善しないのであれば、ホームボタンを2度押してマルチタスク画面でSafariを上にスワイプして終了させ、再度キャッシュを削除した後にiPhoneを再起動してみてください。

特定の時間に不具合が集中?

BBCによればGMT 9:00〜12:00(日本時間18時〜21時)前後に、Safariの検索候補のキャッシュを更新した多くのユーザーに今回の問題が生じたと報じています。
該当の時間帯にiPhoneを使用していなかった二人の近親者に、現時点(今朝9時頃)に問題が発生していないか確認してもらったところ、特にSafariが落ちるなどといった不具合は起きていないようでした。

The issue only impacted people whose “suggestions cache” had updated while they were using the phone between 09:00 GMT and 12:00 GMT.
As a result, Europe-based device owners were more likely to have been affected than those in Asia or the US.
Source:BBC

結局のところ今回の大規模障害の原因がSafariにあるのか、Appleのデータセンターにあるのかは、一切発表されていないため不明ですが、個人的にはBBCの一説が正しいのかな?と考えています。

Source:BBC

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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