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【iPhone】SMS、MMS、iMessageの違いについて解説

今回はiPhoneでよく使われるメール、「SMS」「MMS」「iMessage」について解説したいと思います。
意外とSMSとMMSの違いは!?なんて聞かれると「うーん・・」となる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
メッセージをやり取りしていると、吹き出しの色の違いも気になりますよね。
その吹き出しの色にも意味があります!

SMS/MMS/iMessageの正式名称

この3つの単語は全て略称になっています。

SMS

Short Message Serviceを略称にして「SMS」と呼ばれています。
ガラケーを使っていた頃に電話番号宛にメールしたことはありませんか?
SMSは携帯電話番号でメッセージを送受信する為に作られた仕組みです。

MMS

Multimedia Messaging Serviceを略称にして「MMS」と呼ばれています。
こちらはSMSと違い、文字に加え画像や動画の添付も可能になった仕組みです。
通常の携帯電話同士での送受信はMMSに該当します。
iMessage非対応機種の方とメッセージのやり取りをすると、MMSになります。
例:送信元がiPhone、送信先がAndroidの場合

iMessage

iMessageは通常の携帯メールアドレスとAppleIDを紐付けて、「iMessage」での送受信を可能としています。
iMessageは互いがiPhone等のiMessage対応機種である必要があります。
通常のメールとは違い、入力中を相手に伝える機能等があります。
どちらかというと「チャット」に近い感覚でメッセージをやり取りする事ができるサービスです。

吹き出しの色

緑の場合はSMSもしくはMMSの場合
th_IMG_7204

青の場合はiMessageの場合
th_IMG_7206

SMS/MMS/iMessageの違い

機能制限やキャリアによる違い等を表にまとめてみました。

送信先 内容 制限
SMS 電話番号 文字
絵文字
au:67字
softbank:70字
docomo:70字
MMS 電話番号
メールアドレス
文字
絵文字
写真
動画
au:3MB
softbank:2MB
docomo:非対応
iMessage 電話番号
メールアドレス
Apple ID
文字
絵文字
写真
動画
なし

簡単にまとめると・・

SMSは携帯電話番号に送信するメール
MMSは通常のメール
iMessageはApple製品同士のメール
となっています。

iMessageでの通信に失敗した場合はSMSとして送信する事も可能です。
設定→メッセージ→SMSで送信をオンにする必要があります。
th_IMG_7207

※ 電話回線を使用するので、別途料金を請求されますのでその点だけは注意。

ちょっと複雑に思われがちですが、1度理解してしまえば誰にでも説明できると思います!
もし「SMSとかMMSにとかiMessageって何?」と聞かれた場合は、

「SMSは携帯電話番号に送信するメールで、MMSは通常のメール、iMessageはApple製品同士のメールだよ!」

と答えると良いかもしれませんね。

2014/5/7 追記

請求書にSMSの金額が目立つようであれば、SMSとMMSを見極める方法を覚えておくと、高額請求を防ぐ事が出来ます。
詳しくは以下の記事をご覧下さい。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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