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【iPhone】スリープボタンが効かない、押しにくい時は「AssistiveTouch」を活用すると快適

今回はiPhoneのスリープボタン(電源オフボタン)が効かない時や、押しにくい時の対処方法について解説します。

iPhoneのスリープボタンが故障した時、ケース越しの物理ボタンが硬く押しにくい時などは、仮想ボタン「AssistiveTouch」を活用した代替え方法が便利です。

AssistiveTouchを使えば画面操作だけでロックやスクリーンショットの撮影が出来る

iOSのアクセシビリティ「AssistiveTouch」を活用することで、物理ボタンを一切操作せずに、画面操作だけでロックやスクリーンショットの撮影をすることができます。

私の場合はハードケースの物理ボタン部分が破損してしまい、爪を立てないとロックやスクリーンショットを撮影することが出来ない状況になり、新しいケースを購入して届くまでの間はAssistiveTouchを活用して乗り切りました。

ハードケースの物理ボタン部分が破損してしまい、爪を立てないとロック出来ない状態に。
ハードケースの物理ボタン部分が破損してしまい、爪を立てないとロック出来ない状態に。

正直なところ不便な状態が続きそうだなぁと思っていたのですが、実際にスリープボタンの代用としてAssistiveTouchを使って数日過ごしてみると、何ら問題なく快適に過ごすことができました。

寧ろスクリーンショットの撮影を頻繁にする私にとっては、下手をしたら普段よりも快適な数日間だったかもしれません。

iPhoneにAssistiveTouchで「ロック」と「スクリーンショット」を設定する

私がスリープボタン無しで、数日間快適に過ごすことが出来たのは次の設定です。AssistiveTouchの機能「3D Touchショートカット」がミソです。

  1. 設定一般アクセシビリティAssistiveTouchをタップ。
  2. 2_AssistiveTouch_20170630_up

  3. 最上位メニューをカスタマイズをタップし、メニューのボタンが1個になるまでをタップしカスタムをタップ。
  4. 3_AssistiveTouch_20170630_up

  5. 画面をロックにチェックを入れ完了をタップ。続けて3D Touchアクションスクリーンショットを設定。
  6. 4_AssistiveTouch_20170630_up

  7. 画面にAssistiveTouchが表示されるので、アイコンをタップすることで画面をロックすることができ、アイコンを押すことでスクリーンショットを撮影することができます。
  8. 5_AssistiveTouch_20170630_up

これで物理ボタンを一切触らずに1タップで画面ロック、1プレスでスクリーンショットの撮影。しかもスクリーンショットは片手でサクッと。

頻繁にスクリーンショットを撮影する方であれば、スリープボタンを使うよりも快適に感じるかもしれません。

スリープボタンを使わずに電源オフ、再起動もできる

AssistiveTouchは電源オフの操作もできるように作られているので、もしiPhoneの動作が不安定になってしまった時には、次の方法で簡単に再起動することも出来ます。

  1. 設定一般アクセシビリティAssistiveTouch最上位メニューをカスタマイズを開き、アイコンを1つ追加して、+ボタンから適当なアクションを選択して完了をタップ。
  2. 6_AssistiveTouch_20170630_up

  3. AssistiveTouchのアイコンをタップすると、これまでに追加した2つのアクションメニューが表示されるので、画面をロックを長押しすると「スライドで電源オフ」の画面が表示されます。
  4. 7_AssistiveTouch_20170630_up

電源をオンにする時は、iPhoneを充電状態(Lightningケーブルで接続)にするだけでOKです。

AssistiveTouchが邪魔に感じる場合は

「常にAssistiveTouchが画面に表示されるのは邪魔」と感じるのであれば、次の設定をすることで、ホームボタンをトリプルクリック(3回押す)だけで、AssistiveTouchの表示をオンオフ切り替えることができます。

  1. 設定一般アクセシビリティショートカットAssistiveTouchにチェックを入れる。
  2. 8_AssistiveTouch_20170630_up (1)

スリープボタンが物理的に押しにくい時、故障してしまった時に役立つ方法なので、機会があれば是非活用してみてください!

あっ、ちなみにケースはSpigenのシンフィット360のブラックを購入しました。この件についてはまた別の記事で。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメント欄

  • Comments ( 4 )
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  1. ケータイやandroidの時に物理ボタンの破損で使用不能になったので、iPhoneは2台続けてAssistiveTouchを使っています。
    便利、よりも転ばぬ先の杖的な発想ですw
    あと、トリプルタップは、ショートカットの項目から選べます。複数選択出来るのはバグなのでしょうかねw

    • コメントありがとうございます!
      AssistiveTouchは慣れると快適ですよね。
      ショートカットで複数選択できるのはバグでは無くて、複数選択するとホームボタンをトリプルクリックするとメニューが表示され、その中から実行できる機能を選択できますよ(。・・。)

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