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【iOS11.4】iPhoneのバッテリー最大容量はiOSアップデートで増減する場合がある

iOS11.3で追加されたiPhoneのバッテリー最大容量を確認できる「バッテリーの状態(ベータ)」は、iOSアップデートで値が前後する場合があるようです。

先日リリースされたiOS11.4にアップデートしたユーザーから、バッテリーの最大容量(バッテリーの状態)が増加するケースが報告されています。

iOS11.4でバッテリーの最大容量が増加するケースが多数報告

iOS11.3以降のiPhoneでは、設定バッテリーからバッテリーの最大容量を確認することができますが、iOS11.4にアップデートするとバッテリーの最大容量が数%増える場合があるようです。

中にはバッテリーの最大容量が数%減少したとの声もありましたが、多くは数%増加したとの声でした。

バッテリーの状態機能は現在もベータ版としての提供が続いているので、今回のiOS11.4で診断の内部基準が若干変化した可能性が考えられそうです。(精度が向上した可能性も?)

iOSアップデートによりバッテリー交換が不可になる場合も

AppleCare+や製品保証を使用してiPhoneのバッテリーを交換する場合、バッテリーの最大容量が80%未満であればApple Care+や製品保証期間中は無料、保証対象外の場合は8,800円※1(税別)で交換することができます。

お客様が、本プランの期間中に Apple に対し、材質上または製造上の不具合が対象機器において生じたこと、または内蔵充電式バッテリーを使用する対象機器に関して、電源を維持する対象デバイス・バッテリーの容量が最初の仕様の 80% 未満しか発揮できなくなったことのいずれかを通知することにより有効な請求を行った場合、Apple は、(i) 新品の部品、または性能および信頼性において新品と同等の部品を使用して無償で不具合品の修理を行うか、(ii) 当該対象機器を新品の交換用製品、または性能および信頼性において新品と同等の交換用製品と交換します。

※1 2018年12月31日までの間であれば、iPhone SEを含むiPhone 6以降のモデルに限り、保証対象外のバッテリー交換を3,200円(税別)ですることができます。ただし、3,200円(税別)のバッテリー交換は1台のiPhoneにつき1回までです。

今回のiOS11.4のようにアップデート前後でバッテリーの最大容量が変化する場合、「iOSアップデート前は最大容量が75%だったが、アップデートをしたら82%になった」といったケースも考えられます。

もし現在使用中のiPhoneのバッテリー最大容量が80%未満なのであれば、次期iOSがリリースされる前に一度バッテリー交換を検討すると良いかもしれません。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメント欄

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. お疲れ様です。

    SEですが、83%→86%に増えました。
    システムなどが整理されて実際に使用量が減っていれば問題ないのですが、表記の基準の変更だとしたら…(‘A`;)

    • コメントありがとうございます!
      やはり今回のアップデートで最大容量が増加するケースが多いようですね(・・;)
      最大容量はバッテリー診断の基準が変化しなければ数%単位で増加することは無いとは思うので、今回のアップデート何かしらの内部の仕様変更があったのかもしれませんね

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