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【iPhone】iCloudの容量不足を解消する方法

今回はiPhoneやiPadのバックアップを取ることでも重要となる、iCloudの容量不足を解消する方法について解説します。

無料では5GBのストレージしか利用することが出来ない為、無料でiCloudを活用するには、iCloudストレージに残っている不要なファイルやバックアップを削除したり、他のクラウドストレージサービスを併用するなどの工夫が必要です。

不要なバックアップデータを削除する

iPhoneを機種変更した場合やiPadなどを売却した場合、iCloudバックアップに不要なバックアップデータが蓄積されている場合があります。

そういった場合は不要なバックアップデータを削除することで、iCloudの容量を大きく確保することが出来ます。

  1. 設定上段のApple ID情報iCloudiCloud(容量表示部分)の順にタップ。
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  3. ストレージを管理不要なバックアップを選択→バックアップを削除をタップすることで、空き容量を確保することができます。
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iCloudに保存された「書類およびデータ」を削除する

AppleがリリースしているSwift Playgroundsなど、一部のアプリはiCloudにアプリ内データを保存することで、複数のデバイス間でデータを共有できる機能が搭載されています。

アプリによってはデータサイズが大きいものもあるので、もし不要なデータが多く蓄積されている場合は、次の手順で「書類およびデータ」を削除してください。

  1. 設定上段のApple ID情報iCloudiCloud(容量表示部分)の順にタップ。
  2. 1_icloud_20170521_up

  3. ストレージを管理任意のアプリを選択→不要な「書類とデータ」を横スワイプして削除をタップすることで、空き容量を確保することができます。
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iCloudストレージの容量をアップグレードする

iCloudストレージは、無料だと上限が5GBとなっていますが、もし月々に多少の支払いが増えても構わないのであれば、追加容量を購入することができます。

  1. 設定上段のApple ID情報iCloudiCloud(容量表示部分)ストレージを管理ストレージプランを変更をタップすることで、iCloudストレージのアップグレード画面が表示されます。
    ※ 追加容量を購入する場合は、アップグレード画面で任意のサイズを選択して、購入するより手順を進めてください。
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    iCloudフォトライブラリを無効にする

    iCloudには、iPhoneやiPadで撮影した写真をiCloudストレージに保存し、異なるデバイスと写真や動画を共有できる機能「iCloudフォトライブラリ」が用意されています。

    万が一デバイスを紛失・故障したとしても、iCloudに写真が残り続けるので、バックアップの一環としても優秀な機能ですが、その分iCloudストレージの容量を多く消費します。

    無料プランの5GBでの利用は現実的では無いため、iCloudストレージのアップグレードを考えていないのであれば、iCloudフォトライブラリをオフにして、写真等はGoogleフォトなどを活用することで、iCloudストレージの空き容量を大きく確保することができます。
    ※ iCloudフォトライブラリをオフにする場合は、オフにする前にブラウザ版iCloud.comの写真アプリから、アップロード済みの写真をダウンロード等するようにしてください。

    1. 設定上段のApple ID情報iCloud写真iCloudフォトライブラリをオフにする。
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    blankGoogle フォト – 写真や動画を保管
    カテゴリ: 写真/ビデオ
    無料
    ※最新価格はAppStoreを確認して下さい。

    コメント
    画質は多少劣化しますが、iPhone内の写真を自動でGoogleフォトにアップロード、バックアップすることができます。(容量無制限)

    App Storeからダウンロード

    バックアップするデータ量を減らす

    iCloudでiPhoneをバックアップすると、初期設定ではフォトライブラリもバックアップの対象となっているため、写真や動画の枚数が多いとiCloudのストレージ容量を超えてしまいがちです。

    写真や動画はGoogleフォトやDropboxなどに逃して(転送/バックアップ)、次の手順でバックアップの対象からフォトライブラリを外すことで、バックアップの容量が小さくなり、結果的にiCloudストレージの容量を大きく確保することができます。

    1. 設定上段のApple ID情報iCloudiCloud(容量表示部分)の順にタップ。
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    3. ストレージを管理バックアップを選択→フォトライブラリをオフオフにして削除をタップ。
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    5. 設定上段のApple ID情報iCloudバックアップ今すぐバックアップを作成をタップで完了です。
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    iCloudの容量が不足してきた時に、是非お試しください!

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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