今回はiPhoneのあらゆるシステム情報をリアルタイムで監視できるユーティリティアプリ「システムステータス」をご紹介します。システムステータスさえあれば、iPhone内部の詳しいシステム状況をまるっと把握することができる上に、メモリの開放も容易になります。
システムステータスで出来ること
リアルタイムのグラフ画面は拡大や縮小、スクロールが可能
3D Touch対応機種であればメモリ解放はストレスフリー
全ての情報を1つの画面で確認できるオーバービュー
個人的にココが惜しいと思った部分
システムステータスで出来ること
システムステータスのメインとも云える機能を幾つか抜粋しました。
より詳しい内容はアプリのサポートサイトで確認してください。(機能がかなり多く書ききれず)
- メモリー使用量、CPU使用率、ネットワーク通信量、バッテリー残量、ストレージ容量、デバイスの情報(デバイスの種類や解像度等)の確認
- 各種使用量や使用率のデータをリアルタイムでグラフ表示
- グラフの拡大縮小、スクロール操作 ※有料版のみ
- システムの起動時間、CPU使用時間、デフォルトゲートウェイ、DNS、IPアドレスなどのあらゆる情報を1画面で確認できるオーバービュー機能
- 3分間、バックグラウンド動作でCPUやメモリなどの情報が収集可能
- メモリの開放機能(3D Touch/アプリ内)※有料版のみ
「3分間のバックグラウンド動作に対応したリアルタイムグラフ表示」が便利
システムステータスには様々な機能が用意されていますが、中でも「3分間のバックグラウンド動作に対応したリアルタイムグラフ表示」と「3D Touch対応のメモリ解放機能」が個人的にイチオシです。
システムステータスを使うことで、バックグラウンド動作でネットワーク通信量のデータを3分間収集することができ、尚且つその間のデータ通信量の増減をグラフ表示することができるので、モバイルデータ通信時にネットワーク通信が多く発生しているか否かの判断がしやすく、iPhoneのバックグラウンド動作アプリの見直しに有効活用出来ます。
メモリ解放機能については、iPhone 6s/Plusであれば3D Touchを使ってショートカット起動が出来るので、メモリの開放がよりストレスフリーになります。(3D Touch非対応機種はアプリ内で数ステップの操作が必要)
リアルタイムのグラフ画面は拡大や縮小、スクロールが可能
システムステータスを起動すると、各種情報がリスト表示されるので、詳細を確認したい項目をタップするとリアルタイムのグラフ画面を表示することができます。グラフ画面ではグラフの拡大縮小、グラフのスクロールといった操作が可能です。
3D Touch対応機種であればメモリ解放はストレスフリー
メモリの詳細画面を表示して「詳細ボタン」→「リフレッシュボタン」の順にタップすることで、メモリを開放することが出来ます。
3D Touch対応機種であれば、システムステータスのアプリアイコンを強く押すことで、クイックメニューからメモリ解放を素早く起動することが出来ます。
メモリの開放状況も、リアルタイムで描画されるグラフのお陰で視覚的にわかりやすいです。
全ての情報を1つの画面で確認できるオーバービュー
任意の詳細画面を開いて、左下の「オーバービューボタン」→右上の「リストボタン」をタップすることで、接続しているIPアドレスやDNSなど、様々な詳細情報を1つの画面で確認することが出来ます。
個人的にココが惜しいと思った部分
“オーバービューの表示”や”アプリ内からのメモリ解放”の操作が少しわかりづらく、もう一工夫あると尚良かった気がします。思い切って、これらの機能にアクセス出来るボタンを起動直後のトップ(リスト)画面に設置するのもアリのような気も。
アプリ全体の出来としては、あらゆるシステム情報を詳細確認できる点であったり、リアルタイムでグラフ表示が出来たりと、機能性については申し分ない出来に仕上がっています。今後のアップデートで更に使いやすくなることを期待しています。
※ 当レビューはバージョン2.0.2を使用して執筆しています。今後のアップデート内容によっては、記事で解説している操作や機能、画面レイアウトが変更される場合があります。
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