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【アプリ】フリック入力が苦手な人でも使いやすい本格派キーボード「もず」

今回はフリック入力が苦手な人でも使いやすい本格派キーボード「もず」を紹介します。
もずはフリック入力が苦手な人でも使いやすいように、フリック入力が出来る全ての文字がキーに印字されています。
また文字変換エンジンには、Google日本語入力のオープンソース版である「mozc」が採用されており変換精度も高く、テーマカラー(着せ替え)機能やトグル(ガラケー)入力を無効にする機能、全角/半角変換などが搭載された本格派キーボードです。
顔文字キーボードもキーボード上でカテゴリが「感情」→「笑う」のように2段階に分類されているので、目的の顔文字も見つけやすくなっています。

フリック入力が苦手な人でも安心

フリック入力が苦手な方の多くの理由は、「あ」を上にスワイプしたら「う」になるという感覚だとおもいます。
例えば「いき」と入力しようとすると、

  • 「い」は「あ」のキーを左にスワイプ
  • 「き」は母音が「い」なので、「か」のキーを左にスワイプ

といった感じになるのですが、なかなか慣れませんよね。
(文字にすると余計複雑に聞こえる..)

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キーボードを見るだけでわかるフリック入力

もずは、キーの上下左右にスワイプに応じた文字が印字されているので、キーボードを見るだけでどちらの方向にスワイプすると何の文字が入力されるかわかるデザインになっています。
「き」を入力したいのであれば「か」に指を置いて「き」と書かれている方向に指を滑らせるだけです。
文字の印字は数字キーボードにもされているので、かなキーボードのフリック入力は出来ても、数字キーボードのフリック入力は出来ない方にもお勧めです。

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キーボード配列はお好みの配列で

かな入力を除いた「英字」「数字」については、フリック配列かQWERTY配列のどちらかを選択することができます。
数字キーがデフォルトではQWERTY配列になっているので、今までフリック配列に慣れていた方だと違和感があるかもしれません。
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もしフリック配列に慣れているのであれば、もず本体の「設定」からキーボード配列を変更することができます。
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またフリック入力自体に慣れているのであれば、「フリック入力のみ」をオンにすることで、かな入力キーボードに「半角/全角」変換のキーが表示することができます。
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顔文字は入力のしやすい2段階カテゴリ

最近のキーボードアプリは、顔文字キーボードをサポートしている場合が多いですが、殆どのアプリは顔文字を「感情」「挨拶」程度の大雑把な分類しかされていないために、目的の顔文字を探すのに一苦労するケースが多々あります。
もずくは、顔文字が2段階カテゴリ「感情」→「笑う」のようになっているので、目的の顔文字を入力するのも楽々です。
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顔文字が登録されている辞書は、オンラインで更新が可能になっているので、もず本体アプリで辞書を更新をすると顔文字のバリエーションが増えます。(初回起動時は必ず実行を!)
また顔文字辞書にオリジナルの顔文字追加が出来るアドオンも用意されているので、今まで使っていたお気に入りの顔文字をもずくで使うことも可能です。
※ 執筆時点では、顔文字追加が解放されるアップグレードアドオンが無料になっています。

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着せ替え

もずはアプリの「テーマ」からキーボードのテーマカラーを変更することができます。
パステルカラーの可愛いデザインも用意されています。

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今後のアップデートで期待したい部分

無料とは思えないぐらい、デザインや機能性共に素晴らしいキーボードアプリなのですが、残念ながらインライン入力や行削除には未対応です。
今後のアップデートでこれらの機能が追加されるかが気になるところです。
仮に無料でそこまで機能が搭載されてしまうと、キーボードアプリのキラーアプリになるかも?

つぶやき

kogoto_prof
無料キーボードの中では、恐らく上位に食い込むであろう完成度だとは思います。
PCのJISキーボードみたいに、入力出来る文字が全て印字されているのは安心度がありますよね。
意外と長年iPhoneを使っていても、数字や記号のフリック入力には慣れていない方も多いのではないでしょうか?
なお、キーボードの追加はiPhoneの「設定」→「一般」→「キーボード」→「キーボード」→「新しいキーボードを追加」→「もず」→「もず – もず」→「フルアクセスを許可」の順にタップしてください。
フルアクセスを許可した時に個人情報云々言われますが、アプリ内解説によるともずは入力内容を外部に送信することは無いとのこと。

blankもず – 日本語・顔文字キーボード
カテゴリ: ユーティリティ
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著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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