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【レビュー】QCY社製「Q29」はストレスフリーの左右独立型ワイヤレスイヤホン

iPhone 7ではイヤホンジャックが撤廃され、Bluetooth接続によるワイヤレスイヤホンが徐々に主流になってきました。ワイヤレスイヤホンも様々なタイプがあり、左右のイヤホンがケーブルで繋がったタイプから、数は少ないながらもApple社製のAirPodsのような左右独立型イヤホンも登場しています。

今回はBluetoothイヤホンメーカーQCY社製の左右独立型イヤホンにあたる”Q29″をdrip経由で提供して頂いたのでレビューします。


drip

完全なコードレスとなる左右独立型イヤホン「Q29」はストレスフリー

一般的なBluetoothイヤホンは、ハウジング部分にMicro-USBケーブルを接続して充電するタイプが多いですが、Q29は付属品として同梱されている、イヤホン本体を2回フル充電することができる220mAHの充電ケースに、イヤホンを収納することで充電することができます。

スリムな充電ケースは持ち運びにも最適。
スリムな充電ケースは持ち運びにも最適。

通勤目的で使用するのであれば、会社に到着したらイヤホンを充電ケースに収納することで充電されるので、帰宅時にバッテリー切れとなるトラブルを防ぐことができます。

イヤホンの充電状況はLEDインジケーターの点灯/消灯で判断できる。
イヤホンの充電状況はLEDインジケーターの点灯/消灯で判断できる。

イヤホン本体は重量が約5.3g(片耳)と軽量で、左右それぞれが完全に独立しているなコードレスタイプになっているので、ジョギングやウォーキングでもケーブルが肌に触れることで生じる”ザッザッ”といったタッチノイズが起きること無く、快適に音楽を視聴することができます。

またワイヤレスイヤホンで重要となる“バッテリー駆動時間”については、Q29のハウジングに音楽を連続で最大2時間再生することが出来る小型バッテリーが搭載されており、充電ケースも併用することで、最大で4時間の音楽再生が可能です。通勤通学などの用途としては十分なバッテリー性能です。

左右独立イヤホンはタッチノイズが無いのが魅力的。
左右独立イヤホンはタッチノイズが無いのが魅力的。充電ケース併用で4時間音楽を聴くことも可能。

充電ケースは付属のMicro-USBケーブルで充電することができ、充電状況は端子横に備のLEDインジケーターで確認することが出来ます。赤色だと充電中、青色なら充電完了です。

充電ケースの充電状況はLEDインジケーターでお知らせ。
充電ケースの充電状況はLEDインジケーターでお知らせ。

Q29はイヤホンと充電ケースのオスメス端子が接触することで充電されるので、購入後にイヤーピースを社外品に交換する場合は、イヤホンがしっかりと充電ケースの奥まで収納することができず、正しく充電できない場合があるので、この点だけは注意が必要です。

2つのオスメスの金属端子の接触による充電。
2つのオスメスの金属端子の接触による充電。

Q29本体はカナル型イヤホンになっており、耳栓のように耳の中にイヤホンをギュッと押し込むことで装着することができます。形状も至ってシンプルな筒状なので、ほとんどの方が違和感無く装着できるかと思います。

また”QCY”と書かれた面は物理ボタンになっており、1秒押し続けると着信拒否、クリックで受話や音楽の再生/一時停止、ダブルクリックでリダイヤルやミュートといった様々な操作をすることができます。

ハウジングのボタンをクリックすることで、再生/一時停止などの操作が可能。
ハウジングのボタンをクリックすることで、再生/一時停止などの操作が可能。

ハウジングの下部には小さなマイクもついており、装着したた電話をすることができます。

小型マイク搭載で通話にも対応。
小型マイク搭載で通話にも対応。

付属品として異なるサイズのイヤーピースが同梱されており(標準はMを装着)、自分の耳にフィットするイヤーピースを選ぶことができます。

Q29はイヤーフックが付いていないので、いかに自分の耳にフィットするイヤーピースをチョイスするかが重要です。イヤーピースが小さすぎたり大きすぎると、イヤホン脱落の原因になる場合があります。

付属イヤーピースは少し小さめ。Lサイズのイヤーピースも、一般的なイヤーピースのMぐらいのサイズ感。
付属イヤーピースは少し小さめ。Lサイズのイヤーピースも、一般的なイヤーピースのMぐらいのサイズ感。

ペアリングは3パターンから好きな方法を選択

Q29はデバイスとのペアリング方法が幾つか用意されており、私はハウジングのQCYボタンを長押ししてペアリングする方法を選択しました。この方法では右耳のQCYボタンを長押しして..(音声で”ペアリング”と再生されます)

ボタンを長押しするだけで簡単にペアリング。
ボタンを長押しするだけで簡単にペアリング。

続けてiPhoneの設定BluetoothQCY-29_Rをタップしてペアリングし、右耳のQCYボタンを長押しして一度電源をオフ。電源がオフになったら、左右2つのQCYボタンを長押しして2台をペアリング状態にすると、イヤホンがそれぞれペアリングされます。

右耳のイヤホンをペアリングした後は、右耳のイヤホンと左耳のイヤホン同士のペアリングが必要。
右耳のイヤホンをペアリングした後は、右耳のイヤホンと左耳のイヤホン同士のペアリングが必要。

他にも2つのイヤホンのQCYボタンを最初から同時に長押しして一気にペアリングする方法、イヤホンを充電ケースにセットしたままペアリングする方法が用意されています。それぞれ付属の説明書で丁寧に解説されています。

Q29は低域がやや強めで元気のある若々しい音質

Q29を付属のイヤーピースで音楽を視聴すると、低域〜高域がバランスが良く、長時間視聴しても耳が疲れづらい印象を受けましたが、違和感を感じたので、遮音性に優れている社外品のウレタンイヤーピースで視聴してみたところ、実際のところ低域が強めバランスになっているようです。(ドンシャリとまではいかないけど、近いぐらいのバランス)

私が感じた違和感は付属のイヤーピースが原因のようで、普段からLサイズのイヤーピースを着用している私にとっては、付属のイヤーピースは高さが足りず、寸法が小さかった為に音が外部に漏れていたことが原因でした。

普段からS〜Mのイヤーピースを使われている方であれば問題は無いかと思いますが、大きめのイヤーピースを使用している方であれば、付属のイヤーピースではサイズが小さいかもしれません。

左:付属のイヤーピース(Lサイズ) 右:社外のイヤーピース(Lサイズ)
左:付属のイヤーピース(Lサイズ)
右:社外のイヤーピース(Lサイズ)

QCY社製「Q29」は、Amazonかヤフーショッピング(フジテレビラボセレクション)で購入が出来るので、もしイヤホンの買い替えや購入を検討しているのであれば、候補の一つとして検討してみてください。


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著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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